セブンイレブンのセブンカフェを徹底解剖
気がつけばすっかりコンビニ各社に浸透したこのコーヒーマシンでのコーヒー。
実はコンビニ業界の中ではセブンイレブンが1番早くに仕掛けて浸透させたと言っても過言ではありません。
本記事ではそんなセブンイレブンさんのレジカウンターに設置されたコーヒー通称カウンターコーヒー「セブンカフェ」
そのセブンカフェについて使用されているマシンや豆・提供されている価格や内容量など、セブンイレブンのコーヒーに対するあらゆるこだわりについてご紹介いたします。それではみていきましょう。
セブンカフェコーヒーに使用されている豆
もう飲んだことある人なら分かると思うのですが、やはりあのマシンで淹れたてで飲むコーヒーはやっぱりおいしいですよね。
私もこれまで色々なコンビニのカウンターコーヒーを飲んできたのですが、やっぱりマシンで淹れた、淹れたてのコーヒーだからおいしいんだなとそれくらいにしか考えていませんでした。
しかしそのコーヒーのうまさはただマシンで淹れたてだからだけではないんです。セブンイレブンさんの様々なこだわりがあってのコーヒーのうまさなんです。
そのおいしさの秘密の裏には使用されている「豆」やその「焙煎方法」さらには「温度管理」にこだわりがあります。
各産地の100%アラビカ種をブレンド
セブンイレブンさんのカウンターコーヒーで使用されているコーヒー豆はまず100%アラビカ種というコーヒー豆になります。
それをブラジルやコロンビアなど産地の違うものをブレンドして使用しているようです。
そういったこだわりからセブンカフェの掲げる「豊かな香りと深い味わい」それでいて雑味の無いクリアな味わいが実現できるコーヒーを淹れることができるようです。
こだわりの焙煎方法
焙煎方法にもこだわられていて、コクと香りを引き出すためにトリプル焙煎方法が用いられています。
華やかな香りと香ばしい香り、さらに深いコクを出すために豆を3つに挽き分けてる焙煎方法を施したコーヒー豆が使用されています。
コーヒー豆の温度管理も徹底
コーヒー豆は産地やブレンドを厳選しているだけではなく、温度管理も徹底されているそうです。
セブンカフェに使用されているコーヒー豆は焙煎した豆を新鮮な味わいをキープするため10℃以下で冷蔵輸送されているそうです。
ホットコーヒーとアイスコーヒーで使用される豆が違う
ホットとアイスでそれぞれ最高のうまみを引き出すためにコーヒー豆の焙煎やブレンド方法に違いがあるようです。
セブンカフェが豆に徹底してこだわりをもっていることがわかります。
セブンカフェのメニュー/商品一覧
そんな厳選されたコーヒー豆を使用して淹れたてのコーヒーが飲める、セブンカフェのメニューはいったい何があるんでしょうか。
セブンカフェのメニューは基本的にコーヒーとカフェラテ(カフェオレ)のみ
このメニューの部分はスターバックスやドトールのようなコーヒー専門店に大きく劣るのですが、基本的に
コーヒー(ブラック)
カフェラテ(カフェオレ)
の2種類しかありません。
コーヒー(ブラック)のホットとアイス
カフェラテ(カフェオレ)のホットとアイスのみです。
期間限定でキャラメルラテなどやっていますが、基本的にはセブンカフェのメニューはコーヒーかカフェラテしかありません。
カフェラテとカフェオレの違い
ここでセブンカフェについて調べていて少し疑問に感じたことがあります。
それがコーヒーの呼称。「カフェラテ」と「カフェオレ」の違いについてです。カフェラテとカフェオレの違いについて不明な方って多いように思います。
私もそのうちの一人です(笑)結局はコーヒーにミルクの入ったものは全部カフェラテやカフェオレと呼んでいいんでしょ?と思う方もいると思います。
あながち間違えではないんですが、この違いはコーヒーの抽出方法によって変わってくるそうです。簡単に記載すると・・・
カフェラテ:エスプレッソ×ミルク
カフェオレ:ドリップコーヒー×ミルク
というようにカフェラテはエスプレッソにミルク、カフェオレはドリップコーヒーにミルクというように作られているようです。
なので結論見た目だけだと、カフェラテかカフェオレかはなかなか判断が難しいということですね(笑)
セブンカフェのサイズはR(レギュラー)とL(ラージ)のみ
セブンカフェのメニューのコーヒー、カフェラテはサイズがR(レギュラー)とL(ラージ)から選択できます。
目安:セブンカフェの量について
R :170ml
L :250ml
となっているようでアイスの場合は氷でカサ増しされる分があるので正確に計量できませんが、ホットとほぼ同量が抽出されていると思われます。
カフェラテについてもフォームミルクの部分があるので正確に軽量が難しいですが、実際に飲んでいる感じ、レギュラーコーヒーと量に大きな違いがあるようには感じません。
メニューは少ないが味と値段が素晴らしい
セブンカフェはメニューが少ないのですが、やはり人気な理由はその味と値段、いわゆるコスパ、さらには手軽さではないでしょうか。
コーヒーマシンにカップをセットしてボタンを押すだけ。これだけで本格的なおいしいコーヒーが飲めます。しかも価格はRサイズならなんと税込み100円
2019年の増税後もセブンカフェの値段は据え置きなのはとてもありがたいですね♪
セブンカフェは手軽で様々なシーンに対応
朝の通勤途中に寄ってもドライブの途中に寄っても、休日朝ごはんを買いに行った時でも。いつでもお近くのセブンイレブンで手軽に本格的なコーヒーが飲めるは嬉しいことですよね♪
セブンカフェメニューのカロリーについて
これだけセブンカフェが人気になった理由は手軽においしいコーヒーが低価格で提供されている。ということもあげられますが、コーヒーは健康に良いということが認知されているからということも関係があると考えられます。
余談:コーヒーと健康
何となくですがコーヒーってただの眠気覚ましだけではくカラダに良いって聞いたことありませんか?
いろいろな大学教授などの研究からコーヒーに含まれるカフェイン、クロロゲン酸、ニコチン酸などがガン予防や老化防止に効くと言われています。
やはり気になるのはカロリー/セブンカフェコーヒーのカロリーや栄養成分
しかしただカラダに良いからと言って毎日飲もうと思うとなんだか気になるものありませんか?
それこそ健康に気を使うと◯◯酸配合とか見ると魅力的に感じますが、やっぱり健康に良いものでもなんだかんだ気になるのがカロリーですよね。
毎日食べるもの、飲むもの、摂取するものだからこそ気になるのカロリー。そんなカロリー。セブンカフェのメニューのカロリーをみてみましょう。
セブンカフェホットコーヒーRのカロリー
アレルギー物質
特定原材料7品目
なし
特定原材料に準ずる20品目
なし
栄養成分表示
熱量:7kcal、たんぱく質:0.4g、脂質:0.1g、炭水化物:1.3g(糖質:1.0g・食物繊維:0.3g)、食塩相当量:0.0g
セブンカフェホットコーヒーLのカロリー
アレルギー物質
特定原材料7品目
なし
特定原材料に準ずる20品目
なし
栄養成分表示
熱量:11kcal、たんぱく質:0.5g、脂質:0.1g、炭水化物:2.3g(糖質:1.8g・食物繊維:0.5g)、食塩相当量:0.0g
セブンカフェアイスコーヒーRのカロリー
アレルギー物質
特定原材料7品目
なし
特定原材料に準ずる20品目
なし
栄養成分表示
熱量:9kcal、たんぱく質:0.4g、脂質:0.1g、炭水化物:1.7g(糖質:1.4g・食物繊維:0.3g)、食塩相当量:0.0g
セブンカフェアイスコーヒーLのカロリー
アレルギー物質
特定原材料7品目
なし
特定原材料に準ずる20品目
なし
栄養成分表示
熱量:11kcal、たんぱく質:0.6g、脂質:0.1g、炭水化物:2.4g(糖質:1.9g・食物繊維:0.5g)、食塩相当量:0.0g
セブンカフェホットカフェラテRのカロリー
アレルギー物質
特定原材料7品目
乳
特定原材料に準ずる20品目
なし
栄養成分表示
熱量:92kcal、たんぱく質:4.6g、脂質:4.7g、炭水化物:8.0g(糖質:7.7g・食物繊維:0.3g)、食塩相当量:0.1g
セブンカフェホットカフェラテLのカロリー
アレルギー物質
特定原材料7品目
乳
特定原材料に準ずる20品目
なし
栄養成分表示
熱量:136kcal、たんぱく質:6.9g、脂質:6.9g、炭水化物:12.0g(糖質:11.4g・食物繊維:0.6g)、食塩相当量:0.2g
セブンカフェアイスカフェラテRのカロリー
アレルギー物質
特定原材料7品目
乳
特定原材料に準ずる20品目
なし
栄養成分表示
熱量:69kcal、たんぱく質:3.4g、脂質:3.6g、炭水化物:5.8g(糖質:5.4g・食物繊維:0.4g)、食塩相当量:0.1g
セブンカフェアイスカフェラテLのカロリー
アレルギー物質
特定原材料7品目
乳
特定原材料に準ずる20品目
なし
栄養成分表示
熱量:105kcal、たんぱく質:5.3g、脂質:5.4g、炭水化物:8.9g(糖質:8.4g・食物繊維:0.5g)、食塩相当量:0.2g
予想はできていましたが、牛乳を使う関係でカフェラテメニューのほうがカロリーは高いです。
こちらに記載されているコーヒーに関するアレルギー物質やカロリー栄養成分表示はすべてセブンイレブン公式サイトにて調べています。
セブンカフェから新登場した「キリマンジャロブレンド」についてはこちらの記事にてご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
セブンカフェのコーヒーマシンについて
さてここまでセブンカフェの使用されている豆やメニューをご紹介してきたんですが、このセブンカフェのクオリティーに一番と言っても過言ではないくらい関係があるのがコーヒーを淹れる「コーヒーマシン」ではないでしょうか。
セブンカフェのコーヒーマシンについてみてみましょう。
セブンカフェ専用マシンを独自開発
セブンイレブンはカウンターコーヒーのためにセブンカフェ専用のに設計された全自動の”挽きたて” “淹れたて”を味わえるドリップマシーンを設計、開発しました。
現在はほとんどのセブンイレブン店舗にコーヒーのみ抽出のマシンとコーヒーとカフェラテが抽出できるマシンの2台を置いています。
一杯ずつドリップ抽出
コーヒー本来のコクが味わえるように、さらには味のバラツキが少なくなるように一杯一杯マシンのボタンが押されるたびに丁寧に抽出しているため”挽きたて” “淹れたて”のコーヒーが味わえます。
そのドリップ方法にもセブンカフェのこだわりがあり専門店のような最適なドリップ抽出を実現。じっくり蒸らし、丁寧に抽出することで挽きたての豆を膨らませ、コクと香りを引き出しています。
AIでカップを自動検知
新型のコーヒーを入れる専用のマシンのさらにすごいところはマシンにカップを入れると自動でホットかアイス・RかLの判別をしてくれるのです。
なので、カップをマシンに入れた側はAIが検知し、タッチパネルに表示してされたボタンをあとは押すだけなんです。
セブンイレブンに限らずコンビニのカウンターコーヒーでホットとアイスやサイズの押し間違えをしてしまった経験ってありませんか?
このセブンカフェの新型マシンならその押し間違えがなくなります。
コーヒーもすごいがカフェラテへのこだわりがすごい
セブンカフェはこれまで何度も改良、試行錯誤を経て現在の味や価格が実現できています。
豆や豆の量、マシンそのものの改良など。様々な改良がおこなわれてきた中で、ただコーヒーの味のだけではなくカフェラテのおいしさの向上にも並々ならぬ力を入れてきています。
カフェラテももちろんコーヒーが美味しくなければ成り立ちませんが、やはりミルクの重要性は外せないですよね。
コーヒーマシンでいかにカフェラテに合うミルクを抽出するか、そのミルクの量や抽出方法にもこだわりがあるんです。
セブンカフェのカフェラテに使用されているミルク
セブンカフェでいただけるカフェラテに使用されているミルクはミルク本来のコクや風味、そして甘みをしっかりと感じられる専用の濃厚なミルクが使用されています。
専用の濃厚ミルクだからできるきめの細かいふわふわの泡
セブンイレブンで実際に淹れたカフェラテなんですがフォームミルクの泡がとてもキメが細かいです。
飲んでみるとその泡がふわふわでミルク感が強いんだけど、コーヒーの味もしっかりするカフェラテになっています。
焙煎やドリップにこだわったコーヒーだからカフェラテにしてもミルクの味を邪魔しない雑味の無いクリアな味が味わえます。
セブンカフェの買い方/注文方法
セブンイレブンでのコーヒーの買い方なのですが、ホットコーヒーは基本的にレジでの注文になります。
アイスコーヒーはカップが売り場に展開されているので売り場のアイスケースから取り出してレジにて会計をしましょう。
レジでのセブンカフェの注文方法
ホットコーヒーをレジにて注文する場合は、ななチキやアメリカンドッグを注文するようにレジにて店員さんにホットコーヒーorホットカフェラテでサイズをR(レギュラー)かL(ラージ)を伝えましょう。
値段も違ってくるのでコーヒーかカフェラテかとサイズを明確に伝えましょう。
アイスコーヒーのカップの場所は冷凍庫
アイスコーヒーの氷の場所は、少し前まではお店によってはアイスケースにアイスコーヒー用の氷の入ったカップを入れるスペースがなく、ホットコーヒー同様レジにて注文するとレジカウンター内の冷凍庫からアイスコーヒー用のカップを出してくれる店舗さんもありました。
現在では、ほとんどが売り場のアイスケースに氷が入ったカップがありますよね。そのカップをレジに持っていきましょう。
↑写真はセブンイレブン店内のアイスコーヒー/アイスカフェラテのカップが入ったアイスケースです。アイスクリームが陳列されているケースの横に設置されていて、レジからも近いです。
セブンカフェメニューの値段一覧
ここでセブンカフェで展開されているカフェメニューの値段一覧ですが
R :100円(税込み)
L :150円(税込み)
R :100円(税込み)
L :180円(税込み)
R :150円(税込み)
L :200円(税込み)
R :180円(税込み)
L :250円(税込み)
2020年2月現在、セブンカフェのカフェメニュー価格は上記のようになります。
私は普段ホットかアイスのコーヒーRを買うことがほとんどなので専門店に比べれば安いとは思いますが、意外とカフェラテってするんだなと感じます(^^;
セブンカフェのコーヒーの淹れ方マシンの使い方
先程、新型マシンはカップを入れると自動で検知してあとはボタンを押すだけということを上記に記載したのですが、そのマシンは今のところコーヒー(ブラック)のみしか対応していません。
カフェラテを注文した時はその横の大きいマシンにカップをセットします。
ボタンの押し間違えに気を付けましょう
その際に1番気をつけなくてはならないのが「ボタンの押し間違え」です。
いくらコーヒーとカフェラテでホットとアイス、サイズも2種類ずつしかないと言ってもそれだけでマシンのボタンが8個あります。
これを押し間違えると、カップの交換を店員さんにお願いしなくてはならなくて、お店側にも迷惑で、注文した側も単純に時間を取られます。
余談:コーヒーの在庫管理について
ちなみにですが、コンビニだけではありませんがこういった商店には棚卸しというものがあり、このカウンターコーヒーの在庫管理はカップで行われています。
かなりオーバーに言うと我々消費者はセブンカフェのカップを買うためにホットコーヒーのRに100円を払っている。といった感じです。カップがメインでコーヒーは付属品的な。
コンビニ店舗の在庫管理の観点から申し上げるとカップが全てなのです。それがボタンの押し間違えでカップをもう一つお客さんにお渡しするとなると後々、在庫の処理操作をしたりしなくてはいけません。
そしてボタンの押し間違えの場合ほとんどお店側に過失はありません。なのでボタンの押し間違えには気をつけましょう。
スティックシュガーやリッドの取り忘れにご注意
マシンでコーヒーができあがったら最後にスティックシュガーやコーヒーフレッシュなど必要なものをもらいましょう。セブンイレブンにはコーヒーマシン横に棚が設置されていてそこにコーヒーを買った際に必要なものが並んでいます。
主にスティックシュガー、ガムシロップ、コーヒーフレッシュ(ミルク)、マドラー、リッド(フタ)、フタ、ストローがあります。紙ナプキンやおしぼりが置いてる店舗もありますよね。これらの取り忘れにお気を付けください。
コーヒーをお持ち帰り用の袋がある店舗も
おいしいコーヒーを人数分買って家や会社で飲みたかったりしたいときもありませんか?
ちょっとした集まりでのお茶や夕方のオフィスでのブレイクタイムであったり。
ペットボトルと違い、向きが傾けられないためコーヒーを複数購入した際に持ち帰りに困ることがありますよね。
これも店舗によるんですが持ち帰り用の紙袋をくれるセブンイレブンさんもあります。しかもその紙袋の中にコーヒーのカップが傾かないようにホルダーを入れてくれます。
その紙袋もセブンカフェ専用のおしゃれな袋になっているのでコンビニではなく専門店でコーヒーを買ったような気分になれます。セブンカフェのコーヒーを複数購入される場合はレジにて店員さんに袋があるか聞いてみましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。セブンイレブンのカウンターコーヒー「セブンカフェ」についてご紹介いたしました。セブンイレブンは常に進化を続けていてコーヒー以外のものもどんどん専門店のようなクオリティーになってきています。コーヒーも今後さらにおいしく、便利になっていくんだと思っております。
朝、シャキッとしたいときに、少し疲れて息抜きしたいときにちょっとリラックスしたいときにお近くのセブンイレブンで手軽に気軽においしいコーヒーが飲めるのはほんとうにありがたいことですよね♪
これからもセブンカフェでの新商品やマシンのリニューアルがあった際にまたご紹介いたします。今後もセブンカフェから目が離せません。