コンビニで販売されているレンジで温めて食べられるラーメンは現在、定番の醤油や味噌以外にも色々な味が楽しめるラインナップになっています。
通年販売ではなく、季節や期間限定のものもあります。
そんな二郎系はやはり、その元祖のラーメン二郎やその他二郎系の店舗に行って食られるというのが一般的ですが、なんとコンビニのセブンイレブンで二郎系のラーメンに出会えるということで今回ご紹介いたします。
セブンイレブン限定の二郎系「豚ラーメン」
セブンイレブンで発売中の
「中華蕎麦とみ田監修 豚ラーメン」お値段594円(税込)
実はこの商品、以前からも販売されていたのですが、2020年2月に再度リニューアル発売しました。
以前販売されていた豚ラーメンも美味しかったのですが、今回のリニューアルによってどこがさらにパワーアップしたのでしょうか。
そちらを含めてリニューアルされた豚ラーメンを実食レビューしていきます。
セブンイレブンの「豚ラーメン」実食レビュー/リニューアルポイント
その①:値段がマシマシに
まずひとつめのリニューアルされたところで目についたのが値段です。
以前は税込み550円で販売されていたのですが、今回のリニューアルによって値段がマシマシになってしまいました(泣)
税込み594円となった分、原材料にコストがかかっていると考えられるので、味が良くなっていると考えればお安いものなのでしょうか。
その②:ヤサイとチャーシューのボリュームが増した
値段が高くなった分、早速ありがたいのがヤサイとチャーシュー(二郎系ラーメンでは”豚”と呼びます)のボリュームが増したように感じます。
【リニューアル前の豚ラーメンの豚】
【リニューアル後の豚ラーメンの豚】
上の【リニューアル前の豚ラーメンの豚】。前回の豚ラーメンの豚と比べると、豚の厚みが2〜3倍あるように感じます。
そして、ヤサイなどのトッピングが二郎本家に寄ってシンプルになったように感じます。
リニューアル前の豚ラーメンには青ネギが入っていましたが、ヤサイはよりシンプルにモヤシとキャベツのみになっています。
キャベツが少なめモヤシの比重が多い
ヤサイはキャベツが少なくモヤシの方が多くなっています。
比率で言うと1:9でモヤシのほうが多い印象です。
その③:ワシワシ感が強調された極太麺
今回のリニューアルでパッケージの1番初めに記載されているのが“ワシワシ麺”
そんな二郎系の麺をセブンイレブンの豚ラーメンでもしっかり再現できていると感じられます。
極太でもっちり、少しエッジのある麺はニンニクの効いた力強いスープに負けず、しっかりと麺としての存在感を残しています。
小麦粉の味があまり感じられなかった
太さや硬さなど良い麺に感じられたのですが、本家の二郎系に感じられる麺の小麦の香り/風味が弱いように感じました。
そのせいでもちろん、小麦粉から作っている麺ですが、もっとこう”人工的”な麺のように感じてしまえたのが残念なポイントでした。
その④:アブラニンニク玉が効いたスープ
これくらいのアブラがないと二郎系じゃないと思うジロリアンの方もいると思います。
なんなら麺やニンニクもそうですが、”アブラを補給するために”二郎系の店に足を運ぶ方もいるのではないでしょうか。
細かく刻んであるニンニクと一緒にアブラの小さい塊が入っています。
アブラ感は少なめ
ご覧いただいてわかるようにアブラの量は”少なめ”になっています。
二郎系店舗で”アブラマシ”をした時ほどのアブラのパンチは感じられませんでした。
この点も少し残念に感じますが、セブンイレブンのように老若男女が訪れるお店で販売する商品と考えると、脂っぽすぎずバランスが良いのかもしれません。
ニンニクの効いた醤油スープ
リニューアルされた豚ラーメンのスープの総評としては”ニンニクの効いた濃い目の醤油スープ”という印象でした。
濃い目というのは濃厚さもあるのですが、単純にしょっぱいという濃さも感じました。
そのまま飲むには少し塩気が強く感じます。
セブンイレブン「豚ラーメン」のおすすめアレンジ方法
ここまで、リニューアルされた豚ラーメンの改良点や実食レビューをご紹介しましたが、この豚ラーメン食べてみて非常にアレンジのし甲斐があるように感じました。
実際に試してみたアレンジ方法から、こんなのも合うのではないかというアレンジをご紹介いたします。
アレンジ①:ヤサイマシにする
↑これは実際にやってみたアレンジなのですが、食べ始めてから中盤ほどでもやし(ヤサイ)を”マシ”てみました。
スープが濃く、しょっぱく感じたのでもやしを足してもスープが薄くなって、おいしくなくなったということはありませんでした。
同じくスープが濃いので味のないもやしをおいしくたくさん食べることができます。
アレンジ②:牛脂を入れてアブラマシにする
次にオススメしたい豚ラーメンのアレンジ方法はスーパーや精肉店などで無料でもらえる「牛脂」を入れて”アブラマシ”にしてみることです。
二郎系であるような固形のプリっとした脂にはならず、溶けてしまうと完全な液体の脂になってしまいますが、アブラの風味が格段に上がると思います。
実際に試してみてはいないのですが、「どん二郎」にも用いられていて、使用してみておいしかったのでオススメです。
アレンジ③:麺を生卵につけて食べる
これはラーメンYoutuberの方の動画で拝見したのですが、二郎系のラーメンはスープが濃いです。その濃いスープをまとった極太のワシワシ麺を生卵につけて食べるというアレンジ方法です。
こちらも実際に試してみてはいないのですが、見ていて豚ラーメンに「絶対に合う」と確信しています(笑)
豚ラーメンのコンビニ.comおすすめ度
はい、ごちそうさまでしたー。今回リニューアルされた「中華蕎麦とみ田監修 豚ラーメン」のコンビニ.comおすすめ度は…
おすすめ度:★★★★
※★~★★★★★までの5段階で完全に個人の主観で評価しています。
麺・トッピングとさらに本家への再現度が増した印象を受けましたが、スープがしょっぱい、値段が税込み約600円であれば、本家の「小」などであれば手が届くということを考えこの評価といたします。二郎系のラーメンがコンビニで手軽に買えて自宅などでゆっくり食べられるという点はとても良いと感じます。
二郎系ラーメンにおすすめの商品
リニューアル後「豚ラーメン」のカロリーや糖質/栄養成分表示
リニューアルされた豚ラーメンのカロリーや糖質はいったいどうなっているのでしょうか。前回リニューアルする前の数値と比較してみてみましょう。
リニューアル前と後でのカロリーや糖質比較
【リニューアル前の豚ラーメン栄養成分表示】
熱量 759kcal (kカロリー)
たんぱく質 32.6g (グラム)
脂質 32.0g (グラム)
炭水化物 87.7g(糖質82.6g/食物繊維5.1g) (グラム)
食塩相当量 8.1g (グラム)
<推定値>
【リニューアル後の豚ラーメン栄養成分表示】
熱量 822kcal (kカロリー)
たんぱく質 38.8g (グラム)
脂質 38.8g (グラム)
炭水化物 83.0g(糖質76.2g/食物繊維6.8g) (グラム)
食塩相当量 8.3g (グラム)
<推定値>
結果:炭水化物以外の全ての数値がリニューアル後は高くなっていることが分かります。中でもカロリーが822Kcalにたんぱく質38.8gとプロレスラーの方の食事のように感じます(笑)
アレルギー物質や添加物/原材料名
製造情報
- 商品名:中華蕎麦とみ田監修ワシワシ食べる豚ラーメン
- 内容量:677g(めん200g)
- 製造者:株式会社ヒガシヤデリカ(購入地域によって異なります)
- 保存方法:要冷蔵(10℃以下)
- レンジ加熱時間:500W 7分30秒 / 1500W 2分20秒
- 消費期限:1~2日
コンビニにはおいしいラーメンがたくさん
ここまで、新しくなったセブンイレブンの豚ラーメンお値段594円(税込み)をご紹介いたしました。
コンビニのレンジ麺やカップ麺はどんどんクオリティが上がってきていて、”ハズレ”がなくなってきた印象です。
他にもおいしいラーメンがコンビニにはたくさんありますので、コンビニにお気に入りのラーメンを探しに行ってみてはいかがでしょうか。
下記「関連記事」からコンビニのラーメンをご覧いただけます。ぜひご活用ください。