ファミマのコーヒーマシンがリニューアルされてから1年以上経ち、旧型が思い出せないくらいすっかり新型マシンが定着しました。
カフェラテの品質を劇的に変えるために全国の店舗に200億円投資したと豪語していたコーヒーマシン。
今回はファミマの「ファミマカフェ」のメニューや買い方、マシンの秘密についてご紹介いたします。
ファミマのカフェラテ・コーヒーの買い方/頼み方
コンビニのマシンで淹れるコーヒーについてたまにお客様から「買い方がわからない」という内容のお問い合わせがありました。
ファミリーマートでのカフェラテ・コーヒーの注文方法を見てみましょう。
カフェラテ・コーヒーの注文方法
ファミリーマートのコーヒー「ファミマカフェ」アイテムの購入方法は
- ホットの場合レジにて注文
- アイスの場合は売り場のアイスケース/冷凍ケースからアイスコーヒー用のカップを取り出しレジに持っていき会計をする
といったかたちになります。
アイスのほうが買うのが手間に感じるかもしれませんが、たいていのお店は扉のついている縦型の冷凍ケースにアイスコーヒー用のカップが入っているので、そこを狙って売り場を見渡せばそこまで手間にはなりません。
これはカフェラテもコーヒーも全て共通してホットとアイスでこちらの注文方法になります。一部店舗独自の購入方法が設けられている場合もあります。
ファミマカフェのカフェラテメニュー
ファミマのカフェラテメニューは現在
ホットカフェラテ M
アイスカフェラテ M
の展開となっております。ほかにも期間限定でキャラメルラテやショコララテなどが発売されますが、通年で販売されているのはホットカフェラテとアイスカフェラテとなります。
カフェラテのサイズはMサイズのみ
ホットもアイスもカフェラテはワンサイズでMサイズしかありません。サイズを迷うことがないのでかえってシンプルでいいかもしれませんね♪
他にもミルクを使ったミルクメニューがありますが、今回はカフェラテについてご紹介いたします。
ちなみにこのファミマカフェの購入方法はホットメニュー、アイスメニューで全て共通しています。レジにて会計をしたカップにコーヒーマシン(だいたい店舗入り口付近にあります)にてカフェラテを注ぎます。
ファミマカフェのカフェラテの作り方/マシンの操作方法
ファミリーマートのファミマカフェはコーヒーをセルフで淹れます。
セルフと言ってもマシンにカップをセットして“マシンのボタンを押すだけ”ですので、かんたんです。
レジにて購入したカップに巨額の投資が行われた新型コーヒーマシンにセットします。
ファミリーマートの新型コーヒーマシンもセブンイレブンのコーヒーマシンのように扉がつきました。従来のファミマのコーヒーマシンには扉はついていなかったのですが、今回新型は扉がついています。
①コーヒーマシンの扉を開けてカップをセットする
なので、ファミマカフェのカフェラテの作り方の流れとしては①コーヒーマシンの扉を開けてカップをセットするです。
ちなみにですが、カップに向きなどはありません。ただ、カップを中央に置けばそれでOKです。
②対象のコーヒーのボタンを押す
カップをセットしたら次にレジにて注文したコーヒーのボタンを押します。
ここで注意していただきたいのがボタンの押し間違えです。
見ていただくと、自分の注文したメニュー以外にも沢山のカフェメニューのボタンがありますよね。実はこのコーヒーマシンのボタンの押し間違えってけっこう多いんです・・・
ボタンの押し間違えで起きるトラブル
「アイスコーヒーを買ったんだけど、ホットコーヒーのボタンを押しちゃった」
ファミリーマートに限らず、コーヒーマシンのこんなボタンの押し間違えの経験はないでしょうか。
ちなみにこれを詳しく説明すると、味がちょっと違うだけでしょと思われる方もいるかもしれませんが、アイスコーヒーのカップに対してホットコーヒーのボタンを押すとカップからコーヒーが溢れます。そして味が薄いです。
アイスコーヒーは本来、氷でコーヒーが薄まることが想定されているのでかなり濃く抽出されています。熱くて濃いコーヒーが氷の入ったカップに入ることで、氷が解けた分も計算されていてちょうど良いアイスコーヒーになります。
その氷の入ったカップにホットでそのまま注がれておいしいように抽出されたコーヒーが注がれると氷の中に注がれるという計算がされていないので、氷が溶けた分単純に薄くなります。
コーヒーの在庫管理について
ちなみに余談ですが、コンビニだけではありませんがこういった商店には棚卸しというものがあり、このカウンターコーヒーの在庫管理はカップで行われています。
かなりオーバーに言うと我々消費者はファミマカフェのカップを買うためにホットコーヒーのSに100円を払っている。といった感覚です。カップがメインでコーヒーは付属品的な感じです。
コンビニ店舗の在庫管理の観点から申し上げるとカップが全てなのです。それがボタンの押し間違えでカップをもう一つお客さんにお渡しするとなると後々、在庫の処理操作をしたりしなくてはいけません。なのでボタンの押し間違えには気をつけましょう。
今回はコーヒーで例えを出したのですが、カフェラテでも全く同様のことが言えます。
こういったことから単純に時間も手間も取られますので、コーヒーマシンのボタンの押し間違えにはお気をつけください。
このボタンさえ正確に押せれば、おいしいコーヒーのできあがりです。
③ガムシロなどの取り忘れに注意
コーヒーができあがって最後にガムシロやスティックシュガー、リッド(フタ)など必要なものをいただきましょう。
おいしいカフェラテを淹れて、あ、砂糖忘れたと、また店舗に戻るのも面倒ですよね(^_^;
できあがった実際のファミマのカフェラテの見た目や味
大々的にテレビCMをしていたカフェラテがこちらです。ちなみに上部の動画でこのカフェラテが出来上がるまでを動画に収めたのですが、出来上がりまでのおよその所要時間は約1分程度でした。
(ファミマのホットカフェラテ)
泡のきめが細かく、ものすごくふわふわしています。見た目がとても美しいカフェラテへと進化していました。これまでのファミマカフェにて提供されていたカフェラテとはこの見た目の時点で違いを感じることができます。
とにかくそのテレビCMでも訴求していましたが、フォームドミルクの泡がとてもきめ細かいです。
もう見るからにきめが細かくて、ふわふわとした見た目になっています。このフォームドミルクに使用されているミルクは生乳100%です。
やさしい濃厚なミルク感
味はミルク感が強いです。コーヒーの味もしっかりするのですが、ミルクがやさしく包み込んでくれます。
これはこういったミルク感の強いカフェラテが好きな方にはかなり好まれると思います。
普段からあまりカフェラテを飲まず、コーヒーのほうが好きな方はちょっと物足りないかもしれません。
コーヒーの味が全くしないわけではないのですが、やはりこのミルクの濃さに目がいくというか舌がいきますね(笑)
もともとカフェラテは女性に人気のあるメニューですが、さらに女性人気が高まりそうなカフェラテになっているといった印象をうけました。
セブンイレブンのカフェラテと比較
(セブンイレブンのホットカフェラテ)
ちょうど近い日にセブンイレブンのカフェラテを飲んだのですが、泡のきめ細かさが全然違います。
ミルクだけじゃない!ファミマカフェはコーヒーがおいしいからラテもおいしい
このファミマカフェのカフェラテはミルクがおいしいから、おいしいというのはやはり違います。おいしいコーヒーにおいしいミルクが混ざり合うことでおいしいカフェラテが生まれます。
ファミマカフェはもちろんカフェラテのミルクだけでなくコーヒーにもしっかりこだわっていて、コーヒー豆の選別からブレンド、焙煎そして抽出まであらゆる工程でおいしさを追求しています。
そんなファミマカフェのコーヒーへのこだわりポイントをご紹介いたします。
こだわりポイント①:コーヒー豆へのこだわり
ファミマカフェに使用されているコーヒー豆は全てファミリーマート独自の徹底した品質チェックを合格した「良質な豆」だけが使用されています。
豆の選別は4回おこなったブラジル、コロンビア、グアテマラ、タンザニアの4カ国のアラビア豆を100%使用
こだわりポイント②:焙煎のこだわり
選び抜かれたコーヒー豆は全て同じ焙煎ではなく産地ごとに焙煎し、「単品焙煎」を施し焼き上げることによって、産地それぞれのコーヒー豆の特徴を最大限に引き出しています。
こだわりポイント③:抽出のこだわり
ファミマカフェのカフェマシンはメニューのボタンを押してから1杯ごとにコーヒー豆を挽ます。
その挽き方もメニューごとに異なり、そのメニューに合った最適な「蒸らし」や「抽出速度」をコントロールし、浄軟水器を使ったおいしい水で抽出されます。
ファミマカフェのカフェラテ・コーヒーのメニューと値段
とってもおいしいファミマカフェのメニューと値段をご紹介いたします。期間限定の商品とフラッペメニューも期間限定が多いので除きます。
ファミリーマートで展開されるファミマカフェのカフェラテ・コーヒーメニューの値段は以下のようになっています。
カフェラテのメニューと値段
ホットカフェラテM :150円(税込み)
アイスカフェラテM :180円(税込み)
コーヒーのメニューと値段
ブレンド(ホット)S 濃いめ :100円(税込み)
ブレンド(ホット)M :150円(税込み)
ブレンド(ホット)M 濃いめ :150円(税込み)
アイスコーヒーS :180円(税込み)
ブレンドLは廃止で濃いめが登場
しばらくファミマでコーヒーを買っていなかったから少し驚きだったのですが、ファミリーマートは昔ブレンド、ホットコーヒーはLサイズまであったのが新型のマシンになってからMサイズまでになっていました。
さらにブレンドのSとMサイズには「濃いめ」がメニューに増えていて料金も濃いめでない方と同額でした。
ファミマカフェは「ファミペイ 回数券」でお得に
ファミリーマートには「ファミペイ」という会員登録制のキャッシュレス決済があるのですが、そのファミペイ会員が限定で購入できる「ファミペイ 回数券」というものがあります。
このようにファミマカフェのコーヒーの回数券もあり、通常1杯ごとファミマカフェメニューを購入するより1杯~2杯お得になります。
ファミペイ回数券の購入方法や使用方法はこちらの記事をご覧ください。
ファミマカフェのカフェラテ・コーヒーのカロリー
おいしいファミマカフェですが、いくらおいしくてもカロリーや糖質が多かったら毎日飲むことを控えなければいけませんよね。
ファミマカフェのメニューのカロリーや糖質について調べてみたところ、ファミリーマートの公式サイトには掲載がありませんでした。
なので正確な商品のカロリーや糖質は不明だったのですが、コーヒーに知見のある方が算出されたファミマのコーヒーとカフェラテのカロリーと糖質が掲載されていましたので、ご参考までに記載いたします。
アイスカフェラテM :およそ85kcal
ブレンド(ホット)M :およそ7kcal
わかりきってはいたのですが、カフェラテは生乳を使用しているため、コーヒーに比べカロリーは高めです。しかし、ファミマカフェのカフェラテは生乳100%使用なのでたんぱく質やカルシウムが摂取できます。
ガムシロやコーヒーフレッシュのカロリー
カフェラテやコーヒーは飲む際にお好みで砂糖やガムシロ、ミルク(コーヒーフレッシュ)を入れますよね。参考までにガムシロやスティックシュガーのカロリーを見てみましょう。
スティックシュガー1本(3g) :11.61kcal
ミルク/コーヒーフレッシュ1個(3g) :15kcal
あくまで参考値ですが上のようになっていて、カフェラテやコーヒーに入れると単純にその分加算されるとお考え下さい。実際に飲んでみてですが、ファミマカフェのカフェラテはミルクの優しい甘みもあり、砂糖が無くてもおいしいカフェラテでした。
ファミマで気軽にカフェ気分
いかがでしたでしょうか。ファミマカフェのマシンやカフェラテ・コーヒーについてご紹介いたしました。
カフェラテやコーヒーは全国のファミリーマートほとんどのお店で販売されています。低価格・高品質なファミマカフェはドライブや仕事や学業のちょっとしたブレイクタイムにぴったりですよね。
テイクアウトということもあり、買ったはいいが飲む場所がなくても、最近のファミリーマートはイートインコーナーが設置されているお店が増えてきていて、ファミマカフェを購入した後にもちょっと掛けてコーヒーを飲むことができます。
淹れたてのコーヒーが味わえてイスやテーブルもあるとなると今までコンビニとして利用していたファミリーマートがなんだかカフェのようにも感じられますね♪
ちょっと疲れたとき、落ち込んだ時、さらには朝シャキッとしたいときなどお近くのファミリーマートで気軽にカフェ気分を味わってはいかがでしょうか。
電子書籍リーダーがあればおいしいコーヒーと一緒に読書もできます。