コンビニのセブンイレブンには「セブン銀行ATM」が設置されています。
急にお金をおろしたり、振り込みが必要になった時にセブンイレブンへ駆け込む方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなセブン銀行ATM(セブンイレブンATM)について利用可能なサービス一覧と使い方をまとめてご紹介いたします。
セブン銀行ATMとは
はじめにセブン銀行ATMとは何かというのをご説明させていただくと「セブンイレブン」や「イトーヨーカドー」の母体であるセブンアンドアイホールディングスのグループ会社に「セブン銀行株式会社」があります。
そのセブン銀行株式会社が運営するATMサービスが「セブン銀行ATM」と呼ばれています。
セブンイレブンとイトーヨーカドーにはほとんどの店舗に設置されているため、お立ち寄りの際に利用することができるため大変便利です。
利用できる銀行(金融機関)
セブン銀行ATMでは銀行の他にも「信用金庫」や「ろうきん」のお取引が利用可能で、中でも銀行は三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行などを含む120行以上に対応しております。(2021年3月調べ)
セブン銀行ATMはどこにある?
セブン銀行ATM。実は設置されているのはセブンイレブンだけではありません。
ショッピングモールなどの商業施設や空港、駅構内などにも設置されており、使える機会が多いことから、利用可能なサービスや使い方は知っておいて損にはなりません。
セブン銀行ATMの検索方法
そんなセブン銀行ATMは設置場所をスマホやパソコンから簡単に検索することができます。
セブン銀行公式サイトの「全国ATM検索」から位置情報やフリーワードでお近くにあるセブン銀行ATMを検索できます。
詳しい検索方法は以下の記事をご覧ください。
ATMの営業時間も調べられる
また、セブン銀行ATMの設置場所を調べることで、そのATMの営業時間や利用時間(何時まで利用可能か)も一緒に確認することができます。
年末年始やゴールデンウィーク時のATMの営業時間も確認できます。
セブン銀行ATMのサービス一覧
セブン銀行ATMでお取引可能なサービスは以下のようになります。
- お預入れ(入金)
- お引き出し(出金)
- お振込み
- チャージ
基本的な他行のATMでおこなえるサービスはセブン銀行ATMでも利用が可能で、セブンイレブンでのお買い物のついでにお引き出しやお振込みなどができて便利です。
これらのサービスについて詳しく見てみましょう。
お預入れ(入金)
セブン銀行のATMでは紙幣のみを使ってお預入れで口座に入金をすることができます。
キャッシュカードをATMに入れてお預入れの操作を行うと、ATMの現金投入口が開きます。
入金したい額の紙幣を入れると自動で投入口が閉まり、機械が入金額を計算してくれます。
実際に入金した額と画面に表示されている金額が一致している場合はこれでお預入れ(入金)は完了となります。
入金できないとき
セブンイレブンのATMではとても簡単に口座に入金をおこなうことができますが、操作をしていて入金ができない時もあります。
セブン銀行ATMにてお預入れ(入金)ができなかった時には以下のを確認してみてください。
- 紙幣が破損していないか
- 入金した紙幣にレシートや領収証が挟まっていないか
- 入金限度額を超えていないか
紙幣が破損していたり、落書きをしてしまったり、シミがついていたりすると、きちんとしたお札であってもATM側が紙幣と判断できずに入金できないことがあります。
また、複数枚の紙幣の間に紙幣以外の異物が挟まっていた場合も入金ができず、1度入れた紙幣が戻されますのでご注意ください。
入金限度額について
入金限度額はセブン銀行ATM自体には設定されておらず、各金融機関で設定されていることもありますが、該当されるケースは少ないように感じます。
セブン銀行のATMには入金限度額はないものの、1回での取引できる紙幣の枚数に限度が設定をされており、1回のお取引で50枚までの紙幣でお取引が可能です。
このため、50万円を超える入金は1回の入金では行えないということになります。(紙幣が50枚以上の場合は複数回に分けて入金する必要があります)
お引き出し(出金)
お引き出しも紙幣のみお取引が可能となります。ATMにキャッシュカードを入れて、任意の金額を入力するとその分のお金が引き出されます。
この時、お札の種類は1万円札と千円札のみで出金され、5千円札はセブンイレブンのATMからは出てきません。
引き出し限度額
そしてセブンイレブンATMでお引き出しを利用する際にも限度額が存在します。
これにはお使いの金融機関側が設けている限度額と、セブン銀行ATM側で設けている限度額が存在します。
金融機関側の出金限度額
出金限度額は利用している金融機関によって異なり、同じ金融機関でも契約しているサービス内容によって異なる場合がございます。
お使いの金融機関の1日の出金限度額を金融機関の公式サイトにて調べてみてください。
例えば三菱UFJ銀行の「キャッシュカード(磁気ストライプによるお取引)」の場合は1日のお引き出し限度額が50万円までと設定されています。
ATM側の出金限度額
上記の金融機関に設けられている出金限度額とは他に、セブン銀行ATMに設けれられている限度額もあり、1回で引き出せる現金は20万円までとなっていることがあります。(三菱、みずほ、ゆうちょなどが該当)
三菱UFJ銀行はセブン銀行ATMで1回で引き出せる上限が20万円に設定されているため、金融機関側で1日50万円までのお引き出しが認められていても、セブン銀行ATMでは複数回に分けて引き出しをしなければなりません。
このため始めから大きな額を引き出すご予定の際にはセブンイレブンへは行かずに、お手持ちの金融機関のATMもしくは銀行の窓口に行くことをおすすめいたします。
お振込み
セブン銀行ATMでは一部の金融機関のみお振込みのサービスにも対応をしております。
振込は現金振り込みはできず、口座に入っている中から相手口座に振り込みをする口座振替となります。
セブン銀行ATMでの振り込み方法(やり方)や手数料については以下の記事をご覧ください。振り込みに対応している金融機関も一覧で掲載しています。
チャージ
セブン銀行ATMではお預入れやお引き出し、お振込みサービス以外に電子マネー/キャッシュレスのチャージをすることができます。
ATM画面の「スマートフォンでの取引」「電子マネー」ボタンからPayPayやメルペイ、Suicaやnanacoなどにチャージができます。
セブンイレブンであればレジが込んでいてもATMでセルフでチャージをすることができ、お店が開いている間であれば何時でも利用することができるため大変便利です。
ATMが硬貨に対応していないこともあり、チャージ可能金額は全電子マネー共通で1,000円からとなります。(硬貨/小銭ではチャージできないので注意が必要です)
セブン銀行ATMでチャージできるもの一覧
実はセブンイレブンでは多くの種類の電子マネー/キャッシュレスのチャージが可能ですが、そのすべてをセブン銀行ATMからチャージすることができます。
セブンイレブンおよびセブン銀行ATMでチャージが可能な電子マネー/キャッシュレスの種類は以下の記事をご覧ください。
チャージの手数料は無料
チャージ時の手数料はチャージ金額や時間帯にかかわらず何時でも無料です。
PayPayやSuicaなどチャージ可能な全ての電子マネーが手数料無料でチャージすることができます。
セブン銀行ATMの手数料
ここまでセブン銀行ATMの様々なサービスについてご紹介いたしましたが、残念なことにチャージ以外はお引き出しやお振込みの際に手数料が発生することがあります。
手数料は利用する金融機関やお取引の日時によって異なります。
例えば金曜日の深夜帯(翌土曜日)にお金をおろした際に金融機関によっては330円もの手数料が発生することもあります。
中にはお預入れ、お引き出しともに手数料が無料の金融機関もありますので、詳しい情報は以下の記事をご覧ください。