年末になるにつれ準備に追われる年賀状。そんな年賀状はコンビニで印刷・購入することができます。
今回はコンビニでの年賀状印刷の値段や申し込み方法、バラ売りや無地、印刷済みの年賀はがきの種類と値段を紹介します。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手3社の値段の比較もしたので参考になればと思います。
1.コンビニ大手3社年賀状印刷の値段比較
コンビニでの年賀状の値段はデザインや注文したはがきの枚数によって異なります。
2025年のコンビニ各社の年賀状印刷料金について、3種類のグレード&印刷枚数10枚、30枚、50枚ごとにまと目ました。(各社公式サイト調べ)
1ー1.最上級:金箔押し、プレミアム箔押し、ハイグレード
店舗 | 印刷枚数 | 値段(税込) |
セブンイレブン(金箔押し) | 10枚 | 3,762円 |
30枚 | 4,466円 | |
50枚 | 5,434円 | |
ファミリーマート(プレミアム箔押し) | 10枚 | 5,121円 |
30枚 | 6,476円 | |
50枚 | 7,796円 | |
ローソン(ハイグレード) | 10枚 | 4,419円 |
30枚 | 5,436円 | |
50枚 | 6,452円 |
各社最上級グレードの年賀状で、高級感のあるデザインはもちろん、立体感や色味など細かいところまでこだわりが見えます。
そのため各社の力の入れどころで差が出ている感じです。
値段だけをみるならセブンイレブンが一番安いですが、デザインの差が大きいグレードなので、宛先や好みで選ぶのがいいと思います。
1ー2.フルカラー:フルカラー印刷、プリンター印刷
店舗 | 印刷枚数 | 値段(税込) |
セブンイレブン (フルカラー、プリンター、喪中) | 10枚 | 2,849円 |
30枚 | 3,564円 | |
50枚 | 4,202円 | |
ファミリーマート (オリジナルフルカラー) | 10枚 | 2,977円 |
30枚 | 3,866円 | |
50枚 | 4,562円 | |
ローソン (フルカラー印刷) | 10枚 | 2,749円 |
30枚 | 3,357円 | |
50枚 | 3,828円 |
一般的なグレードでフルカラーの年賀状を各社比較してみました。
3社とも大きな差はなく、正直なところ好みで選ぶといったところだと思います。
枚数による値段の差もそれほどないので、一般的な年賀状の送り先で枚数がいる場合はスタンダードのグレードを選ぶのが一番コスパが良さそうです。
1ー3.ベーシック:シンプル印刷、ベーシック
店舗 | 印刷枚数 | 値段(税込) |
セブンイレブン (シンプル印刷) | 10枚 | 2,310円 |
30枚 | 2,563円 | |
50枚 | 3,113円 | |
ファミリーマート (ファミリーマートシンプル) | 10枚 | 2,594円 |
30枚 | 3,098円 | |
50枚 | 3,802円 | |
ローソン (ベーシック) | 10枚 | 3,033円 |
30枚 | 3,680円 | |
50枚 | 4,327円 |
シンプルなグレードの年賀状の値段の比較です。
年賀状に強いオリジナリティを求めない、シンプルがいい、最低限のデザインで大量に安く手に入れたいといった場合にはこのグレードで良いかと思います。
特にこだわりがなければセブンイレブンが安く済みそうです。
ローソンは他社とグレードの区分が異なるのか、フルカラーの方が安いのでデザインを比較した方が良いと思います。
2.コンビニ年賀状印刷の割引料金
コンビニの年賀状印刷では、申し込み期間によって定価の値段よりも割引されます。
基本的に早く申し込むほど割引率が大きくなりますが、各社とも11月末〜12月頭が期限となっているので、11月末までに申し込むことをおすすめします。
まとめると以下のようになります。
割引期限 | 割引率 | |
セブンイレブン | 11月30日 | 10%割引 |
ファミリーマート | 10月31日 | 30%割引 |
11月1日〜12月2日 | 20%割引 | |
ローソン | 店頭:11月4日 | 10%割引 |
ネット:12月1日 | 30%割引 |
2ー1.コンビニ年賀状印刷割引の種類①:早割
まず代表的な年賀状印刷の割引が「早割(はやわり)」です。
読んで字のごとく早く申し込みをすることによって印刷料金を割引してくれるサービスです。
コンビニの年賀状印刷は毎年10月下旬ごろから受付を開始し、各社ホームページや各店に設置のカタログから印刷のデザインを確認することができます。
コンビニによっては早割の割引率が高いので、通常の印刷料金では高く感じても早割の適用で他社より安くなることがあります。
ある程度まとまった数の年賀状が必要なケースや、だいたい必要な枚数が決まっている場合は早めに早割に申し込むとかなりお得になります。
2ー2.コンビニ年賀状印刷割引の種類②:ネット割
次に「ネット割」があります。
店頭申込ではなくインターネットで申込をおこなうと適応される割引サービスです。
2025年の年賀状でネット割を行っているのはローソンだけです。
セブンイレブンとファミリーマートではネット割引はないので、少しでも安く買うなら早割を使うしかないと思います。
ローソンのネット割は割引率が30%とかなり大きいです。
12月1日までの申し込みで30%割引となるので、他社コンビニの早割に間に合わなかった場合はローソンのネット割がいいと思います。
ローソンの年賀状印刷ネット注文ページを下記に掲載しているので一度見てみてください。
https://www.lawson.co.jp/service/others/nengajyou/net_order.html
ネットで注文した年賀状ハガキの受取は店舗を指定してできるので、家や会社の近くなど利便性の高いコンビニ店舗で受け取ることができます。
2ー3.複数同時申込割引
複数同時申込割引は申し込み書1枚につき、2件以上申し込む際に適用される割引です。
2025年の年賀状ではローソンでのみ提供されているようです。
割引率は2%とそれほど大きくはないですが、早割と違っていつでも適用されます。
またネットでの早割と合わせれば最大32%割引となるので、かなりお得だと思います。
3.コンビニで年賀状の印刷を申し込む方法
コンビニで年賀状の印刷を申し込む場合、「店頭申込」もしくは「ネット申込」になります。
年賀状に使うはがきは、以前は持ち込み対応のコンビニも多かったですが、最近では持ち込み不可の傾向にあります。
店頭申込の場合一部店舗では可能なケースもあるようですが、事前に確認しておいた方が安心です。(ローソンは持ち込み不可)
ネット申込の場合は持ち込み不可なので気をつけましょう。
コンビニでの年賀状の印刷申込方法は以下のようになります。
店頭で申込む場合
- 印刷カタログから希望の印刷を選ぶ
- 申込用紙に必要事項を記入してコンビニのレジに持って行く
- レジにて受付をする
- 「お客様控え」を受け取って受付終了
印刷カタログはコンビニ各店舗のラックに10月下旬ごろから陳列されているため、余裕をもって印刷のデザインを決めることができます。
年賀状の仕上がり日は申し込みの際に店員さんが確認してくれるので、受け取ったお客様控えに記載されている仕上がり予定日以降に受付店舗に受け取りに行きます。
基本的に申し込みが遅くなればなるほど、受け取りも遅くなります。
特に早割や申し込み期限は駆け込み需要で、普段より受け取りまで時間がかかる可能性が高くなるので、余裕を持って申し込んだ方がいいと思います。
4.コンビニ年賀状の支払い方法
店頭やネットで注文した年賀状の支払い方法は店頭の場合、店頭で申込み店頭で年賀状を受け取る際は、基本的に現金払いとなります。
一部のコンビニでは一部電子マネーが利用できます。
ネットで年賀状の印刷をした場合はクレジットカードでの支払いが可能です。
年賀状の印刷以外に、店頭で無地や印刷済みの年賀はがきを購入する際も一部の電子マネーのみで、クレジットカードでの支払いはできないのでご注意ください。
ただし、ポイントが付与されることはないので気をつけてください。
5.コンビニには印刷済みの年賀状も売っている
コンビニでは印刷済みの年賀状の販売もおこなっています。
こちらは11月下旬から12月上旬にかけて販売を始めるといった印象でレジ前や店舗入り口付近の入ってすぐの棚に陳列していることが多いです。
年賀状ハガキに印刷してある商品が多く、購入して宛名などを書けば切手不要でそのままポストに投函が可能です。
オリジナル年賀状にこだわりはない、送る枚数が少ない、急遽年賀状を送ることになったといった場合は、印刷済み年賀状の利用が便利だと思います。
一部切手が必要な商品もありますので注意が必要です。
ぱっと見の値段が安いと思ったら切手が不要、逆に高いと持ったら切手が不要なハガキだった、なんてことがあるので、購入する場合は切手が必要なタイプかどうか必ず確認してください。
ちなみに最近では年賀状はコンビニの店頭から早めに回収される傾向があるため、後で慌てることがないように早めに買っておくことをおすすめします。
6.無地の年賀状は売っているコンビニもあるけどなくなるのも早い
普通紙とインクジェットの無地の年賀状もコンビニで売っています。
こちらは仕入れが完全に店舗が独自に行うことから、11月中旬~12月上旬ごろから販売が開始される見込みです。
また、店舗が独自に仕入れることにより全く仕入れない=無地の年賀状を販売しないという店舗もある場合がありますので、ご購入を検討の場合は店舗に確認が必要です。
店員さんに「無地の年賀はがきはありますか?」と聞けばわかります。買い方はレジで申し出て購入する形になります。
値段は郵便局で購入するのと変わらず1枚あたり、通常の年賀はがき 85円、インクジェット写真用が95円です。
また仕入れた分が売り切れ次第販売終了するコンビニがほとんどなので、早めに購入しておくことをおすすめします。
ここ数年の筆者の経験上、正月にはすでにコンビニでは売っていませんでした。
7.ディズニー柄のインクジェットもある
切手の箇所がディズニーキャラクターになっている「ディズニー年賀状」や「スヌーピー年賀状」、「ジブリ年賀状」の取り扱いもお店によりますがあります。
こちらもその店舗が仕入れていればによります。
筆者がコンビニで勤務していたときはこのディズニー柄のインクジェット紙だけでも1,000枚以上は売れるので毎年必ず仕入れていて好評だったのを覚えています。
2025年はローソンで「劇場版 忍たま乱太郎年賀状」の販売もあるようです。
8.コンビニ年賀状(無地)は1枚から購入が可能(バラ売りあり)
無地の年賀状はパックになっていなく、バラ売りになるため1枚から任意の枚数を購入することができます。
店舗によっては無地の年賀状も「10枚パック」などで販売していますが、バラ売りも対応可能なケースがあるので、レジで店員さんに確認してみてください。
9.年賀状だけでなく郵便はがきも販売
コンビニには年賀はがきだけでなく、1枚85円の無地の通常はがきも販売しています。
年賀はがきでないほうが良い場合はレジで郵便はがきを購入することも可能です。
コンビニでの郵便はがきの購入方法は以下の記事をご確認ください。