2020年7月1日から「プラスチック製レジ袋の有料化義務化」が開始しました。
全国で一斉に始まり、現在ではレジ袋が有料なことに慣れてきたころではないでしょうか。
今回はそんなレジ袋が有料化したことで、コンビニでレジ袋を購入したときにいくらかかるのか、コンビニ各社のレジ袋の値段とサイズを調べたのでまとめてご紹介いたします。
コンビニ各社のレジ袋の値段
早速、コンビニ各社のレジ袋の値段を見てみましょう。
レジ袋のサイズで値段が変わる
現在のコンビニ各社レジ袋の値段を調べてみると、袋のサイズは関係なく「一律〇円」のお店と、「サイズごとに値段が異なる」お店があることが分かりました。
今回はセブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・デイリーヤマザキ・ポプラ・ニューデイズ・セイコーマートの7つのチェーン店でのレジ袋の値段とサイズを調べました。(2021年4月調べ)
【表:コンビニ各社レジ袋の値段とサイズ】
店舗名 | レジ袋の値段(税込み) | サイズ/種類 |
セブンイレブン | 3円/5円(特大のみ5円) | 小・中・大・特大・弁当用の5種類 |
ファミリーマート | 一律3円 | 小・中・大・弁当用の4種類 |
ローソン | 一律3円 | 小・大・弁当用の3種類 |
デイリーヤマザキ | 3円/5円(大のみ5円) | 小・中・大・弁当用の4種類 |
ポプラ | 一律3円 | 小・中・大・弁当用の4種類 |
ニューデイズ | 一律3円 | 店舗による |
セイコーマート | 無料 | – |
各社環境に配慮されたバイオマス配合レジ袋を導入し、レジ袋1枚当たり3円以上で販売をおこなっています。
セイコーマートはレジ袋無料
2020年7月1日のレジ袋有料化以降のコンビニレジ袋の販売価格を調査して驚いたのが、セイコーマートは無料ということです。
マイバックの利用を促進することで、レジ袋の辞退を増やしていく方針とのことです。
コンビニ以外ですとマクドナルドがレジ袋無料なままなのも有名ですよね。
袋詰めはどこでおこなうの?
筆者はコンビニ勤務歴が長く、このレジ袋有料化後、レジ袋を辞退したお客様がどこで袋詰めを行うのかとても気になっていました。
最近コンビニには食事ができる「イートインコーナー」が設けられていることが多くなってきています。
あのスペースを使うのか、別に袋詰めスペースを設けるのか。
店舗によって袋詰めの対応が異なる現状
実際にもうレジ袋有料化後にコンビニでお買い物をしている人は多いと思いますが、どうでしょう。けっこうお店によって対応が違いますよね…
- 持参したマイバッグを見て店員さんが詰めてくれたり
- マイバッグに気づかず、会計後の商品をカゴで渡されたり
- 会計後の商品をカゴで渡されても袋詰めのスペースがなく仕方なくイートインを使ったり
- 会計後の商品を「どこで袋詰めすれば良いですか?」と店員さんに聞くと「ここで(レジカウンター)大丈夫ですよ」と言われたり
コンビニは週に1,2回しか行きませんが、これまで店舗によって様々な対応の違いを目の当たりにしてきました。
袋詰めについては明確なスペースがなく、店舗により対応が異なるというのが現状です。
袋詰めスペースを設けてはどうだろう
いつも利用する店舗が同じであれば、その店舗の方針に慣れてしまえばよいのですが、違う店舗を利用したときに戸惑うことがあります。
「そんなに戸惑うならレジ袋買って袋詰めしてもらえばいいんではないか」
「コンビニで袋詰めが必要なほど買い物しないでしょ」
などなど、様々なご意見もあるかとは思いますが、これはコンビニ各店で統一してほしいと思いました。スーパーのように購入した商品を袋詰めするスペースがコンビニにあっても良いと思います。
コンビニの店舗開発ご担当者の方、もしこの記事を読んでいたらぜひご検討ください。
環境について考える
レジ袋有料化は改めて環境問題について考える、調べるいい機会になるかと思います。
コンビニやスーパーなどでレジ袋の辞退が増えても、ポイ捨てが多かったりするとプラスチック製品の製造量が減っても環境問題としてはあまり変わらなかったりするのかとも思います。
ぜひ、この機会に環境問題について考えてみてはいかがでしょうか。
コンビニで買えるエコバッグについては以下の記事をご覧ください。