風邪をひいたり、胃もたれや二日酔いしている時など、体調がすぐれないときに重宝するのがおかゆです。
ただ、しんどい時って自分で作る気力もありません。
しかもおかゆは温めたり、煮込んだり、案外作るのに時間と手間がかかります。
そんな時に、身近なコンビニでおかゆを買えたら便利ですよね。
結論から言うと、基本的に、コンビニにおかゆは置いてあると考えて大丈夫です。
ただ、コンビニの種類や店舗、立地によって置いてあるお粥のタイプが違うことがあります。
今回、セブンイレブン、ファミマ、ローソンのコンビニ大手3社について、おかゆの最新情報を調べてまとめたので参考になれば幸いです。
1.コンビニ別おかゆの種類と値段の比較(レトルト、カップタイプ)
セブンイレブン | ファミマ | ローソン | |
レトルト | 6種類 | 5種類 | 3種類 |
レトルトの値段(税込) | 185円〜243円 | 185円〜243円 | 185円 |
カップ | 3種類 | なし | なし |
カップの値段(税込) | 181円 | ー | ※321円 |
1ー1.セブンイレブンにあるコンビニおかゆ
セブンイレブンには、レトルトタイプとカップタイプが1ブランドずつありました。
レトルトとカップ、それぞれ味が3種類ずつの合計6種類から選べます。
お茶碗いらずで、買ったらそのまま食べられる幸南食糧の「お茶碗がいらない」おかゆシリーズがあったのはセブンイレブンのみでした。
味の素のレトルトタイプに比べると少しお値段が張りますが、「本当にしんどくてお茶碗に移すのすら辛い」「すぐに食べたい」という時にはおすすめです。
1ー2.ファミマにあるコンビニおかゆ
ファミリーマートには、味の素のレトルトタイプのおかゆのみがありました。
レトルトタイプだけではあるものの、味が5種類あるので好みによって選べると思います。
また、おかゆ生活が続きそうな時も飽きずに食べられるのではないでしょうか。
ちなみに味の素シリーズで、『鶏がゆ』が売ってあるのはファミマだけでした。
ちなみにカップタイプのおかゆは売っていませんでした。
1ー3.ローソンにあるコンビニおかゆ
ローソンには、味の素のレトルトタイプのみがあり、カップタイプのおかゆは売っていませんでした。
ただ、ローソンには『中華風鷄粥』というのがありました。
肉や野菜が入っていて、味もしっかりついているようです。
なので、かなり体調が悪い時や胃の調子が良くない時はあまり向かないかもしれません。
固形物を食べる余裕があり、栄養を取りたい、体調回復の途中で少しずつ食事を戻していきたい時などにおすすめです。
2.コンビニに売ってるおかゆ3つの特徴
コンビニに売ってるおかゆの特徴を次の3つにまとめて、解説しました。
2ー1.レンジでチンでも食べられる
コンビニで売ってるおかゆは、基本的にレンジでチンでも食べられるタイプのものです。
洗い物すら増やしたくない時に、火や鍋を使わずに食べられるのは、とても便利ですよね。
ただし、一番取り扱いの多い、味の素のレトルトタイプのおかゆをレンジでチンするときは、耐熱容器に移してからでないといけません。
深めの耐熱容器におかゆを入れ、ラップをかけて2分ほど(電子レンジの設定により調整)温め、軽くかき混ぜてから食べます。
ちなみに今回の調査で、セブンイレブンに売ってあった幸南食糧の「お茶碗がいらない」おかゆシリーズは、カップのまま電子レンジで温められます。
500Wで1分30秒温めるだけなので、買ってそのままコンビニの電子レンジで温めて帰ることもできます。
本当に楽なので、カップタイプのおかゆはおすすめです。
2ー2.そのままでも食べられる
味の素のレトルトのおかゆはそのままでも食べられます。
もちろん、湯煎またはレンジで加熱した方が美味しいかもしれません。
しかし、温める余裕がない時、夏場など暑い時はこのまま食べても美味しいと思います。
常温で保存可能で、賞味期限も長いので、災害時の備蓄食料としても重宝します。
体調不良にかかわらず、いくつかストックして置いても良さそうです。
2ー3.コンビニの中で胃に優しい食べ物No.1
おかゆはコンビニで売ってる食べ物の中でも、トップクラスに胃に優しい食べ物だと思います。
コンビニは早くて便利を追求したお店なので、どうしても味が濃かったり、添加物が気になったりすることもあるかもしれません。
消化の良い食べ物やお腹に優しい食べ物を食べたい時には、おかゆを第一選択にしても良いと思います。
2ー4.【番外編】低カロリー・低糖質が嬉しい
コンビニのおかゆに限ったことではないので番外編ですが、おかゆは低カロリー・低糖質な食品なのも嬉しいポイントです。
コンビニに売ってる味の素(白がゆ)一人前250gと、一般的にコンビニで売られている塩おにぎりのカロリーと糖質を比較すると下記のようになります。
コンビニのおかゆ | 塩おにぎり | |
カロリー | 85kcal | 約170kcal |
糖質(炭水化物) | 19g | 約40g |
カロリーも糖質も2倍ほどの差があります。
ちなみに炊いた状態の白米200gで約330Kcal、糖質は約75gとなるため、おかゆがいかに低糖カロリー・低糖質かがわかると思います。
しかもお米なので、満足感もあり腹持ちも良いのがおかゆのいいところです。
ダイエット中や糖質が気になる時など、体調不良やお腹に優しい食べ物を食べたい時以外でもコンビニおかゆが選択肢になるのは便利でありがたいと思います。
ちなみに、コンビニで売っている味の素のレトルトのおかゆ、各種類のカロリーと糖質を以下にまとめました。(1袋250g当たりの数値)
味種 | カロリー | 糖質(炭水化物) |
白がゆ | 85kcal | 19g |
梅がゆ | 93kcal | 21g |
玉子がゆ | 100kcal | 15g |
紅鮭がゆ | 98kcal | 19g |
鶏がゆ | 100kcal | 19g |
3.コンビニで売ってるおかゆの種類
今回調査したコンビニ大手3社では、レトルトタイプとカップタイプのおかゆしかありませんでした。
しかし、店舗によっては他のタイプが売ってることもあるので、それらも含めてまとめました。
3ー1.コンビニおかゆの種類:レトルトタイプ
コンビニで売ってるおかゆで一番多いのが、パウチに入ったレトルトタイプのおかゆです。
味の素のパウチに入ったレトルトのおかゆは、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンにて販売されていて調査した7店舗すべてで販売されていることを確認しました。
店舗によって売ってる味種は異なりますが、玉子や梅は比較的どこの店舗にも置いてある印象です。
白がゆや鮭、鶏は他のメーカー、ブランドとの兼ね合いで、取扱いに差がある感じでした。
ちなみに、紅鮭と鶏は原料の違いにより、価格も一回り高いです。
味の素のレトルトタイプのおかゆについて味による値段の違いは、今回の調査では下記のようになりました。
セブンイレブン、ファミマ、ローソンとも全て同じ価格でした。
味種 | 値段(税込) |
白がゆ | 185円 |
梅がゆ | 185円 |
玉子がゆ | 185円 |
紅鮭がゆ | 243円 |
鶏がゆ | 243円 |
今回調査したコンビニでは見かけることがありませんでしたが、他にも「小豆がゆ」も存在するそうです。(詳しくは味の素の公式サイトをご覧ください)
なお、おかゆは常温で販売されているため、調味料やレトルトのカレー、缶詰などがある加工食品コーナーに陳列されています。
買う時はコンビニの、パックご飯やふりかけ、カップスープなどが陳列されているコーナーを探すといいと思います。
3ー2.コンビニおかゆの種類:カップ
カップタイプのおかゆは、今回はセブンイレブンでしか見つけられませんでした。
レンジでそのまま温められてとても便利なので、買い置きにもおすすめです。
コンビニで見かけたら、ストックとして買っておいて損はないんじゃないかと思います。
3ー3.コンビニおかゆの種類:フリーズドライ
今回の調査では見つけられませんでしたが、お湯を注ぐだけのフリースドライタイプのおかゆが売っていることもあります。
しかし、フリーズドライのおかゆを販売しているコンビニは少なく、以前調査した時は、セブンイレブンでのみ販売していました。
今も取り扱いはあるようですが、店舗によりそうです。
ちなみに、セブンイレブンではカップスープのコーナーにフリーズドライ商品のコーナーが設けられていました。
「おかゆ」と「雑炊」が陳列されており、どちらも熱湯を注いで1分で食べられます。
『セブンプレミアム』シリーズだと、「かに雑炊」や「鶏ぞうすい」もあるみたいです。
品揃えのない店舗もあるためフリーズドライのお粥や雑炊が欲しい場合は、スーパーまたはネットも見てみるといいと思います。
また、おかゆだけでなく「お茶漬け」について調査した記事もあるので、良かったら覗いてみてください。
https://convenienterprise.com/conveni/ochazuke/