この時期、コンビニで手袋やカイロなど、防寒グッズも販売されています。
駅チカの店舗で勤務していた時は購入されるお客様も多く、冬場の必須アイテムであることを知っています。
この時期、本当に売れるんです。
で、今回の記事では、『暖かい男性用タイツはコンビニで買えるか?』について調べてきたので、解説します。
ぜひ、参考にして、寒すぎる冬を乗り切ってください!
1.男性用タイツとは?
男性用タイツは、防寒・保温・加圧などの機能性がありランニングの際などに着用したり、インナーとして着用したりするタイツのことです。
冬期は「防寒対策、保温効果」、夏期では「吸汗速乾性、通気性、冷感機能」の役割を果たします。
また、最近の物は着圧により筋肉のブレを矯正できる加圧機能を備えています。
加圧により、筋肉の疲労を緩和して無駄なエネルギー消費を抑えられて便利なアイテムです。
主に、男性用タイツはスポーツウェアのお店で販売されています。
ユニクロでもこの手のタイツは増えています。
2.コンビニ各社のタイツ売り場の現状は?
実際に男性向けタイツを調べてみたところ、ファミリーマートで売られていました。
ただ、セブンイレブンおよびローソンでは、今のところ販売されていないようです・・・。
2-1.ファミリーマートのタイツ・インナー売り場は?
ファミリーマートを調査したところ、男性用タイツを発見しました。
2021年3月からファミリーマートでは、オリジナルブランドとして、「コンビニエンスウェア」を全国展開しています。
そのラインナップとして、REHEAT(リヒート)という保温機能を持った機能性インナーや、男性用タイツが販売されていました。
発熱性・保温性を考慮した製品なので、寒い時期にうってつけです。
サイズはMとLの2サイズ展開で、カラーはシンプルなブラックです。
サイズの違いは下記の表の通りです。
価格は、1,089円(税込)で、発熱・保温機能付きのタイツで、外出先のコンビニで買える手軽さを思うとかなりお求めやすい価格だと思います。
ちなみに、ユニクロのヒートテックウルトラウォームタイツは2,990円です。
単純比較ですが、ユニクロが安い時代は終わり、コンビの方がコスパが良いのではと思ってしまいます。
発熱・保温タイツの隣には同じシリーズの発熱・保温インナーとして、九分丈のクルーネックTシャツ「発熱・保湿ラウンドネック(しろ・くろ)」も同じく1,089円(税込)で販売されていました。
通年商品としては以下のアイテムが並んでいました。
- 長袖アウターTシャツ(しろ・くろ) 1,815円
- アウターTシャツ(グレー・あお・きいろ) 1,089円
- アウターTシャツ(しろ・くろ) 1,200円
旅先や出張先、急な気温の変化など予想外の寒さの時にも手軽に購入できて重宝しそうです。
男性用タイツ以外の防寒アイテムとして、
- 靴下
- カイロ
- 手袋
- ニット帽
- ネックウォーマー
なども、陳列されていました。
商品のラインナップも一番豊富な印象を受けました。
ただ・・・、いつものように店舗により品揃えが異なる可能性があります。
女性用では、ストッキング以外にもタンクトップやキャミソールなどのインナー類、ハイソックスやフットカバーの品揃えが豊富な印象を受けました。
特に、ASTIGU(アスティーグ)の女性用ストッキングやタイツは、種類が多かったです。
コンビニでも写真の様に、これぐらいの種類が売っている状態です。
そのほか、ファミリーマートではソックスの種類が非常に豊富でした。
税込429円の低価格ですが、カラーや種類がたくさんあります。
ファミリーマートの「コンビニエンスウェア」シリーズの全商品・価格は公式ページから確認できます。
2-2.セブンイレブンのタイツ・インナー売り場は?
現状では、セブンイレブンは男性用タイツは販売されていませんでした。
ただ、女性用タイツ・ストッキングは定番の肌色系カラー(ヌードベージュ・ナチュラルベージュ)や黒が販売されていました。
サイズは、「M~L」と「L~LL」が陳列されています。
他の店舗も見てみましたが、セブンイレブンでは、残念ながら男性用タイツは陳列されていませんでした。
ただ、メンズでも使えそうな防寒グッズは、以下のものがありました。
- 靴下(ポカソクという吸湿発熱・保温効果のあるもの) ¥704(税込)
- 発熱スリーバンド ¥880(税込)
- ニット帽子 ¥1,078(税込)
- ソフトボア ネックウォーマー ¥1,100(税込)
- Vネックシャツ ホワイト ¥638(税込)
ちなみに、「スリーバンド」とは、ネックウォーマー・イヤーバンド・帽子代わりにも使える3WAY商品です。
寒さを感じがちな首回りや耳、頭を保温できるので便利そうです。
そのほか、手袋のラインナップには目を見張るものがあり、500円とお手頃な商品から高機能な1700円の商品まで、5種類が販売されていました。
- 発熱のびのび裏起毛手袋 ¥500(税込)
- タッチパネル対応発熱フィット手袋 ¥902(税込)
- タッチパネル対応抗菌裏起毛手袋 ¥1,210(税込)
- 防水フィルム入り 防水手袋 ¥1,485(税込)
- スマートフォン対応防寒手袋 ¥1,700(税込)
※店舗により品揃えが異なる可能性があります。
ほかにも、ド定番ですが、カイロは各種貼るタイプ・貼らないタイプのホカロンが41.8円~10個入り365.20円(税込)がありました。
靴下に貼るタイプのホカロンは5足分入って、522.50円で販売されていました。
2-3.ローソンのタイツ・インナー売り場は?
ローソンも調査しましたが、男性用タイツは並んでいませんでした。
ローソンでは、ストッキング以外にもハイソックスやフットカバーの品揃えが豊富な
印象。
一方、女性用ストッキングはSABRINA(サブリナ)とGUNZE(グンゼ)のものがあり、タイツは発熱タイプの50デニール・80デニールが置いてありました。
男性用としても使えそうな防寒グッズには、以下のようなものがありました。
- もこもこボアネックウォーマー ¥1,485(税込)
- フリースボアネックウォーマー ¥1,045(税込)
- 発熱ニット帽子 ¥1,100(税込)
- 紳士防水手袋 ¥1,188(税込)
- 雨・風に強いスマートフォン対応手袋 ¥1,500(税込)
※店舗により品揃えが異なる可能性があります。
他には貼らないタイプのカイロのばら売りが46円~、10個入りが350円で販売されていました。
3.男性用タイツでもデニールとは?
タイツを探すときに、デニールという数字を目にしますよね?
実は、これはタイツを編んでいる糸の太さ(重さ)をあらわす単位なのです。
デニールの数字をみれば、用途に合わせたタイツ選びもスムーズになります。
例えば、以下のような、
夏場は通気性を考慮して薄手のものを選ぶ
冬場は保温性に優れたものを選ぶ
筋肉を加圧しやすいものを選ぶ
など、用途に合わせた選択をデニール数をみて判断できます。
3-1.20デニール?と80デニール?の違いは?
素材の糸を9,000mにしたときに、重さを計測して、何デニールか決まります。
例を挙げると、「9,000mに伸ばした糸が20g」だったとすると「20デニール」、
「80g」だったとすると「80デニール」になります。
デニールごとに比較した、見た目の特徴は下記表のとおりです。
つまり、数値が高いほど透け感がなく、低いと薄手になると覚えておきましょう。
3-2.冬場は何デニールのタイツが良いの?
冬場は、防寒対策として、絶対、『デニールの数字が高いもの』を選んでください。
なぜなら、デニールの数字が高いほど厚手になり、保温力が高いからです。
以下の表は、タイツを履いていない時を0とした場合の保温率の目安です。
そのため、冬場の寒さにもよりますが、東京でも冬は冷えます。
基本的に、『デニールの高いものがおすすめ』です。
男性用タイツを選ぶときの判断基準にしてくださいね。
4.コンビニで買えるインナー・防寒アイテム
コンビニは店舗により、購入できる商品が異なる可能性があります。
公式サイトに掲載されているインナーや防寒アイテムについてご紹介します。
※店舗により品揃えが異なる可能性があり、公式サイトでは掲載されていなくても販売されている商品も多くあります。
4-1.カイロ
王道の防寒グッズといえば、カイロですよね。
ただ、コンビニで販売されているものは、さまざまな用途で使用可能です。
主に、『貼るタイプ、貼らないタイプ、靴下用』があります。
特に靴下用は、外出時に足が冷えるときに、使いやすいのでおすすめです。
4-2.インナー
コンビニでは、保温性の高い機能性インナーも販売されています。
例えば、ファミリーマートでは、紳士REHEAT(リヒ―ト)というインナーをオリジナルブランドとして販売しています。
これは、新開発素材を利用して、肌の湿度を吸って発熱させ、保温させる機能性インナーです。急に寒くなってきたら、近くのコンビニですぐ買いに行けるのは便利ですよね。
コンビニ各社の公式サイトで確認できるインナーは以下の値段でした。
4-3.手袋
コンビニでは多くの場合手袋は何種類か販売されています。
親指、人差し指部分がスマートフォンなどの液晶画面に対応しているものや、カラーは、定番の黒・グレーカラーが多いようです。
4-4.ネックウォーマー
コンビニでも、ネックウォーマーは購入できます。
ネックウォーマーは、筒状で首にはめて使う防寒着です。
多様な巻き方のあるマフラーと違い、素早く簡単に身に付けられます。
それに、ネックウォーマーによって鼻まで覆えれば、より温かくていいですよ。
特にニットのような、伸縮性のあるネックウォーマーなら、首から鼻まで覆い隠せますしズレにくくなります。
また、自転車に乗っているときでも、マフラーと違いひらひらしないので走りやすくなることも特徴のひとつです。
5.メンズタイツのメーカーは?
メンズタイツを販売しているメーカーは、ワコールやグンゼ、ユニクロなどがあります。
5-1.防寒にぴったりのヒートテックタイツ「ユニクロ」
参考:ユニクロHP
ユニクロではヒートテックタイツが販売されています。
手ごろな価格で入手しやすいですよね。
スタンダードなヒートテックのほか「極暖」、「超極暖」といったさらに暖かく、厚手のタイプもあります。
極寒の地域の方や、屋外で働く方などにおすすめです。
カラーも定番のブラックのほかグレーもあり、スーツの下に着てもひびかないので冬場のインナーにぴったり。
5-2.リーズナブルな価格の「グンゼ」
参考:グンゼHP
グンゼでは、保温・防寒タイプの暖かいタイツや、スポーツタイプのタイツも比較的リーズナブルに入手できます。
ただ、公式サイトでは4,400円以上で送料無料に。これなら、実店舗で買った方が良いかも。
カラーは無難なブラックのほか、肌馴染みのいいベージュや白なども揃います。
5-3.スポーツタイプのタイツが充実!「ワコール」
参考:ワコールHP
ワコールでは、「イチローシグネチャーモデル」など、スポーツタイツが充実しています。
テーピングの原理でジョギングやウォーキング時にひざにかかる負担を軽減してくれるタイプや、トレッキングやゴルフなど長時間の負荷にも耐える高性能なタイツなどさまざま。
やや値は張ります・・・。
でも、ひざ・腰・股関節をサポートしてくれるものもあるので、身体に負荷がかかる職種の方にもおすすめです。
6.コンビニで買える男性用タイツまとめ
今回、寒くなると売れるコンビニ3社で男性用タイツを購入できるのか、コンビニで購入できる他の防寒グッズについて、メンズタイツを扱うメーカーを紹介しました。
ただ、残念ですが、コンビニ3社のうち、男性用タイツが販売されていたのはファミリーマートだけでした。
その他の商品ラインナップも充実しているため、コンビニで男性用タイツやインナー類を買いたい場合はファミリーマートでの購入をおすすめします。
ほかのセブンイレブン、ローソンでも手袋やニット帽、ネックウォーマーなどの防寒具は購入できることがわかりました。
うまく組み合わせて、寒い時期を乗り越えていってください。
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