ネットショッピングの際に「Amazon」をご利用になる方は多いのではないでしょうか。
そんなAmazonでは商品購入の際に多彩な決済方法の中から「Amazonチャージ」を選択することができます。
AmazonチャージとはAmazonアカウントの中にお金をチャージしておいて、そのアカウントが保有している残高より商品購入の際に、決済を行えるというものです。
Amazonの中では直接アカウントにチャージするというよりギフト券を一度経由してアカウントにチャージするという説明になっていて、感覚としては「Amazonアカウント内のAmazonギフト券にチャージをする」というようになります。
チャージに必要な金額を支払うとアカウント内のギフト券に直接チャージされる仕組みになっていて、ギフト券の購入やギフト券番号の入力の手間がありません。
このAmazonチャージはコンビニでもチャージが可能です。今回はAmazonチャージについてとコンビニでのチャージ方法についてご紹介いたします。
Amazonチャージはポイントが貯まる
ここまでAmazonチャージについて見てみると
と感じる方もいるかもしれません。実際に筆者も疑問に思いました。
コンビニ払いを利用する場合
①Amazonで商品を選ぶ → ②代金をコンビニで支払う → ③商品が届く
Amazonチャージを利用する場合
①Amazonで商品を選ぶ → ②チャージ代金をコンビニで支払う → ③チャージを確認してAmazonアカウント内で支払いを済ます → ④商品が届く
このようにAmazonチャージを利用した際に、ユーザーの工程/手間が1つ増えるように感じます。
それでもAmazonチャージというサービスがある理由は
Amazonチャージを利用することによってポイントが貯まるからです。
コンビニやATMなどで1度チャージをしてAmazonで商品を購入することによって最大でチャージ金額の2.5%のポイントを獲得することができます。
これがAmazonチャージというサービスがある理由だと考えられます。次々にAmazonギフト券を購入するより、「ギフト券にチャージする」という使い方を選択することによってポイント獲得することができます。
そんなAmazonチャージのチャージ代金をコンビニで支払うことができます。
長くなりましたが、今回の記事ではAmazonチャージをおこなう際に、コンビニでの端末操作が必要になるのですが、その端末の操作方法やチャージ代金にクレジットカード払いやキャッシュレスは利用できるのかといった、支払い方法についてご紹介してまいります。それでは見てみましょう。
Amazonチャージのコンビニでのやり方/チャージ方法
Amazonチャージはかんたんで、ご自身のお持ちのAmazonアカウント内からAmazonチャージの手続きをして、そのチャージ代金に対して支払いをするというものです。
Amazonアカウント[Amazonギフト券(チャージタイプ)を購入する]を選択した際のPC画面。この画面からチャージ金額を選択します。
金額は5,000円・20,000円・40,000円・90,000円から選択することができますが、任意の金額を入力して、その金額分チャージすることも可能です。
試しに10円と入力し、[次へ]を押下しましたが、「金額は ¥15〜¥500,000で設定してください。」とのメッセージが表示されました。
Amazonチャージの任意のチャージ金額の選択は¥15〜¥500,000となり、チャージの上限額は50万円となります。
また、コンビニでの1度のチャージ金額上限は30万円までとなります。
試しに100円のAmazonチャージをおこないます。金額欄に「100」と入力して [次へ] を押すと支払い方法の選択画面になります。ポイント獲得できるのは
- コンビニ
- ATM
- ネットバンキング
[注文を確定する] を押下後、Amazonページ内に注文内容(チャージ内容)が表示されます。
黒く塗りつぶしてある部分に「ご注文番号」が記載されているので、その番号やメール内に記載される「お支払い番号(お客様番号)」を元にコンビニで支払いを済ませます。
「ご注文番号」はメールでも確認することができます。
ここからは実際にコンビニ、主にセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンでのAmazonチャージの際の店内端末の操作方法をみてみましょう。
セブンイレブンでのAmazonチャージ代金支払い方法
セブンイレブンでのAmazonチャージ代金の支払い方法はレジでになります。
- レジで13桁の番号を店員さんに伝える
- 支払い内容を確認しレジ画面の[OK]をタッチ
- 代金の支払いをする
- お客様控えを受け取る
以上の流れで、Amazonチャージの代金をセブンイレブンにて支払うことができます。
セブンイレブンの13桁の番号の見方
ただ、セブンイレブンだけこのAmazonチャージの代金支払いに必要な番号が少しわかりづらいように感じることがあります。
先に説明してしまうと、ファミリーマートとローソンでこのAmazonチャージの代金を支払いたい場合に必要な番号は「お支払い番号(お客様番号)」と「確認番号」となります。
この「お支払い番号(お客様番号)」と「確認番号」はAmazonからの注文内容に対する支払いの案内メールに記載されています。
しかし、セブンイレブンでAmazonチャージの代金を支払う際はこの「お支払い番号(お客様番号)」と「確認番号」を使用しません。
Amazonからのメールに
と記載されていて、セブンイレブンでAmazonチャージの代金を支払う際はメール内にあるリンクから、セブンイレブンで支払いをおこなうための番号を探さなければいけません。
その番号こそがセブンイレブンで代金を支払う際に必要な“13桁”の番号となります。
なんか面倒なのかなと感じるかもしれませんが、ご安心ください。13桁の番号の探し方も非常にかんたんです。
その番号をレジの店員さんに伝えると、代金の支払いができます。
ファミリーマートでのAmazonチャージ代金支払い方法
ファミリーマートでのAmazonチャージの代金支払い方法は、ファミマの店内マルチ端末「Famiポート」からとなります。
② [各種番号をお持ちの方はこちら] をタッチし、Amazonからのメールに記載されている「お支払い番号(お客様番号)」と「確認番号」を入力します。
③支払い内容を確認しFamiポートから出力されたレシート(Famiポート申込券)をレジに持っていきます。
④レジにて会計を行い、「お客様控え」を受け取ります。
以上の手順/流れで、Amazonチャージの代金をファミリーマートにて支払うことができます。(出典:ファミリーマート公式サイト)
ローソンでのAmazonチャージ代金支払い方法
ローソンでのAmazonチャージの代金支払い方法は、店内マルチ端末「Loppi(ロッピー)」からとなります。
③支払い内容を確認しLoppiから出力されたレシート(インターネット受付(各種)申込券)をレジに持っていきます。
④レジにて会計を行い、「お客様控え」を受け取ります。
以上の手順/流れで、Amazonチャージの代金をローソンにて支払うことができます。(出典:ローソン公式サイト)
Amazonチャージ代金の支払い方法
コンビニ、主にセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンでのAmazonチャージの代金支払い方法をご紹介いたしましたが、その際のコンビニで利用可能なキャッシュレスやポイントを使って、代金を支払うことはできるのでしょうか。みてみましょう。
Amazonチャージ代金をクレジットカードや電子マネーで支払えない
基本的にコンビニではクレジットカードや電子マネー/キャッシュレスを使ってAmazonチャージの代金を支払うことはできません。基本的に支払いは現金になるとお考え下さい。
しかし、全く利用することができないわけではありません。
一部、現金以外にAmazonチャージの代金を支払う際に利用できる電子マネー/キャッシュレスも存在します。
セブンイレブンではnanacoが使える
セブンイレブンではAmazonチャージの代金を支払う際に電子マネー「nanaco」を使って支払いが可能です。
nanacoで支払うことによってポイントは貯まりませんが、「キャッシュレス」としてnanacoの利用が可能です。
ファミリーマートではファミペイが使える
ファミリーマートではAmazonチャージの代金を支払う際にバーコード型キャッシュレス「ファミペイ」を使って支払いが可能です。
ファミペイではAmazonチャージの代金支払いでも「ファミペイボーナス」が還元されます。
「ファミペイボーナス」について詳しい情報はこちらをご覧ください。
反映時間や反映されない時の対処法
Amazonチャージは便利にコンビニで代金の支払いが可能なのですが、ここで心配なことが
とお考えになる方もいるかと思います。チャージをするからにはAmazonで欲しい商品があってのことが多いかと考えられます。
それなのにチャージの代金をコンビニで支払ってからAmazonアカウント内に反映されるまでに時間が掛かったら「なんだよ~」と思ってしまいますよね。
筆者が実際にAmazonチャージの代金を支払って、Amazonアカウント内に反映されるまでは約1分ほどでした。
セブンイレブンでAmazonチャージの代金支払いをして、そのレシート(お客様控え)が発行された時間の1分後の時間にAmazonから「Amazonギフト券 チャージタイプ(直接アカウントに追加)」という件名のメールが届いていて、自身のアカウント内のギフト券残高を確認するとチャージが完了していました。
処理時間が遅く反映されない場合
しかし、中にはAmazonチャージの代金を支払いしてからアカウント内に時間を要するという方もいられるようなので、AmazonにてAmazonチャージの反映時間について調べてみました。
残高にチャージ(入金)するということは、選択された額のAmazonギフト券を購入することになります。これは、お客様のギフト券残高に自動的に追加されます。チャージした金額はギフト券の残高に自動的に加算され、10分以内に利用できますが、残高の更新に4時間程度かかる場合もあります。(出典:Amazonヘルプ)
Amazonヘルプで調べたところによると、チャージの反映には最大で4時間ほどかかってしまうという記載がありました。
このチャージ代金の支払い後に反映に時間が掛かるのは、Amazonとコンビニの代金支払いサービスの通信がうまく行えていないことなどが考えられます。
↑コンビニの店内でAmazonチャージの代金の支払いを済ませたデータは代金支払いの代行業者の元へと送信され、そのデータがAmazonに送信されるという仕組みです。
チャージ代金の支払い後にAmazonアカウント内への反映に時間が掛かっている場合はこの仕組みの中で情報の処理に時間が掛かっていることが考えられます。
それは
- メンテナンスがあるからなのか
- 単に障害が発生してしまっているから
など、理由は何かしらあると考えられます。
「Amazonチャージの代金を支払ってすぐにアカウントに反映してもらわなきゃ困る」
という方は、Amazonチャージの注文決定の前に利用されるコンビニや代行業者、Amazonの公式サイトを確認して、通信障害などが発生していないか、お確かめの上、Amazonチャージの注文決定をすることをおすすめいたします。
最後に
ここまでコンビニでのAmazonチャージのやり方や支払い方法をご紹介いたしました。
通常Amazonギフト券を購入するより、ポイント獲得があったり、ギフト券番号の入力の手間が無かったりと便利な面があることが、お解りいただけたかと感じます。
Amazonでお買い物の際に、「私は現金派」という方は、この記事を読んだ機会に「Amazonチャージ」利用してみてはいかがでしょうか。
コンビニでのAmazonギフト券の購入方法や使い方はこちらをご覧ください。