抹茶にはカテキンというポリフェノールの1種が含まれており、脂肪燃焼効果などがあると言われています。
最近はチルド飲料では前々から抹茶ラテが販売されていましたが、最近はペットボトルに入った抹茶ラテも様々なメーカーから発売され注目されていることが伺えます。
今回はそんな抹茶ラテについてコンビニではどんな抹茶ラテが販売されているのか、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンにて調査した内容をご紹介いたします。
コンビニ各社で買える抹茶ラテ
それでは今回、コンビニの主要3チェーンにて抹茶ラテの販売を調査し、実際に販売されていた商品を見てみましょう。
クラフトボス抹茶ラテ
サントリーの「BOSS」ブランドから発売されているクラフトボスの抹茶ラテ。こちらの商品は調査した店舗、全店で販売を確認できました。
他の抹茶ラテ商品が人気で品薄になっていることも考えられますが、クラフトボスの抹茶ラテしか置いていない店舗も10店舗中5店舗あったため「抹茶ラテはクラフトボスの抹茶ラテを置いておけば大丈夫」というように考えられている可能性もあると捉えることができました。
そしてその信頼=実績とも捉えられ、実際に売れ行きが良かった(=美味しいから売れる)から現在も売り場に陳列していてあるものだと考えられます。
内容量は500mlでコンビニ各社共通で1本税込み149円でお買い求めいただけます。
綾鷹抹茶ラテ
コカ・コーラの「綾鷹」ブランドからも抹茶ラテが発売されていて、こちらもコンビニにて販売が確認できました。
2021年3月22日に発売してから上林春松本店と猿田彦珈琲という抹茶のプロとコーヒーのプロが監修したこともあってか人気のためすぐに出荷停止となりました。
売っていない状態が続いていた時期もありましたが現在ではコンビニでも販売が確認できています。
今回の調査したコンビニの中ではファミリーマートでのみ販売が確認でき、セブンイレブンとローソンで綾鷹抹茶ラテを販売している店舗はありませんでした。
内容量は440mlで1本税込み157円でお買い求めいただけます。
セブンイレブンの抹茶ラテ
セブンイレブンではペットボトル以外にチルド飲料で自社ブランドの「セブンプレミアム」から抹茶オレが販売されています。
抹茶オレって抹茶ラテと何が違うの?という声もあるかもしれません。
コーヒーにもカフェラテとカフェオレがありますが、前者はイタリア語、後者はフランス語となります。
カフェラテはエスプレッソを使うのに対してカフェオレは普通にドリップされたコーヒーを使います。
これを抹茶に置き換えると抹茶ラテはエスプレッソ抽出された抹茶を使用しているが、抹茶オレは普通に抽出した抹茶を使用しているものと考えられます。
確かに飲んでみると口当たりがまろやかでミルクの優しい味の方が強く、抹茶の風味や香りは強く感じられませんでした。
こちらは内容量240mlで1本税込み170円でセブンイレブン限定でお買い求めいただけます。
スティックタイプもおいしい
セブンイレブンには同じく「セブンプレミアム」ブランドからスティックタイプの宇治抹茶ラテも発売されており、自宅でこちらを飲んでいた時期がありましたが抹茶の風味もしっかりとあり美味しかったです。
粉末を牛乳をシェイカーに入れてよく振るとミルク感が強く、牛乳が泡立ったフワッとした抹茶ラテを楽しむことができ、ミルク感の強い抹茶ラテがお好きな方にも抹茶風味が強い抹茶ラテがお好きな方にもおすすめです。
スティックが5本入っており、お値段税込み213円なので1杯当たり約43円となります。
ローソンの抹茶ラテ
ローソンには店内のコーヒーマシンを使って作る「マチカフェ」ブランドに抹茶ラテがラインナップされています。
レジにて抹茶ラテを注文すると、他のコーヒーなどと同様にカップに入った抹茶ラテを店員さんが手渡してくれます。
抹茶ラテ作成の工程を見ていると、店員さんはカップに緑色の袋の中身(抹茶ラテの粉末)を入れてからレジカウンター内部のコーヒーマシンにセットします。
その後コーヒーマシンからは白い液体のみがカップに注がれていたので抹茶ラテの粉末をホットのミルクを注いで割っているのだと思います。
提供時は「底を良くかき混ぜてください」と店員さんに言われました。マドラーでかき混ぜてみると確かに底の方に粉がガッツリ固まっているような感覚がありました。
30秒ほどかき混ぜ続けると次第に底の方に何もなく、液体と混ざり合ったようになってくるのでリッドをつけて飲みます。
老舗茶屋「森半」の茶師が厳選した抹茶を使用していることから芳醇な抹茶の香りと重厚な抹茶の風味を感じられ、コンビニで販売されている抹茶ラテの中では1番抹茶感の強い抹茶ラテでした。
冬場はホット、夏場はアイスの抹茶ラテを提供しているそうで逆に冬場にアイス抹茶ラテ、夏場にホット抹茶ラテを購入することはできません。
ホットは1杯税込み210円でお買い求めいただけます。
スターバックスの抹茶ラテ
ファンも多いコーヒーショップの「スターバック」のチルド飲料版抹茶ラテをコンビニで見かけたことがある人も多いかと思います。
ですが売っている時と売っていないときがあり、常に売り場に陳列されていることはほとんどない印象も。
筆者の経験上、春先少し暖かくなった頃にコンビニでは販売されている印象があります。
他の抹茶ラテより値段が高く、チルド飲料のため廃棄になりやすいことを懸念されての可能性が高いため、コンビニでお買い求めの際には春先頃にチルド飲料売り場を見てみてください。
コンビニで買える1番おすすめの抹茶ラテ
今回コンビニで買える抹茶ラテについて調査をし、こちらの記事にて紹介した抹茶ラテは全て実際に飲んでみました。
飲んでみての感想や値段など比較にも使えるため以下の表にまとめています。(スタバの抹茶ラテは調査期間中に飲めなかったため外しています)
ブランド | 内容量 | 値段 | 感想 |
BOSS | 500ml | 149円 | ライトな口当たりでスッキリ飲みやすく抹茶の香りでほっこりする |
綾鷹 | 440ml | 157円 | ミルク感、甘さが強く抹茶の渋みは抑えめ |
セブンプレミアム | 240ml | 170円 | ミルクの優しい味わいとほんのりとした抹茶の味わいを感じられる |
ウチカフェ | 推定200ml | 210円 | 抹茶の風味が強いがそれに負けないミルクのやさしさもあり調和がとれている |
そしてこの中で筆者が1番おいしいと感じた抹茶ラテはローソン「ウチカフェ」のホット抹茶ラテでした。
普段から抹茶ラテが好きで家でネスレの「大人のご褒美 宇治抹茶ラテ」を飲んでいますが(安かったので)、少し甘いのが気になっていました。
しかし、ローソンのホット抹茶ラテは甘さはミルクの優しい甘さくらいで、抹茶の風味をしっかり感じられるようになっており、しかも抹茶の香りも他のコンビニ抹茶ラテに比べて強く感じられます。
甘すぎず、抹茶感が強い抹茶ラテがお好きな方には非常におすすめな1杯でした♪
ちなみにスティックタイプの抹茶ラテでは「辻利 京ラテ 抹茶&ミルク」が抹茶感の強い抹茶ラテでした。