現在社会人の方でも、学生時代や浪人中、子供が生まれてからのちょっとした期間、フリーター時代にとこれまでコンビニでバイト・パートしたことある方って案外多いですよね。
今回はそんなコンビニでバイト/パートをする際の応募方法についてをコンビニ勤務歴約10年、これまで約50名ほどの面接や教育を行ってきた筆者がご経験談などを交えてご紹介いたします。
コンビニのバイト/パートの応募方法
まず、コンビニでバイト/パートを考えた時にまずアルバイトの募集を行なっている店舗を探します。
募集店舗の確認方法
この募集を行なっている店舗を探すのは
- 働きたい店舗に募集のポスターが貼ってあるか
- バイト情報サイトやアプリで探した時に募集されているか
- タウンワークなどのフリーペーパーに募集中の記載があるか
などで確認ができます。先に目星をつけていた店舗があってこれに当てはまらなかった場合、おそらくその時点では募集はされていないと考えられます。
電話を使って応募する
募集の確認でご紹介した
- ポスター
- サイト・アプリ
- フリーペーパー
で募集を確認した場合、サイト・アプリを除いてほとんどの場合が電話を使って応募することになるかと考えられます。
サイト・アプリの場合もその店舗の電話番号の記載はあり、[電話で応募する]のボタンもあります。
電話での応募の仕方/受け応え
ここで電話で応募する場合どのように電話をかけるかをご紹介いたします。
電話をかけるとそのかけた店舗の方が電話を取られます。
ここで注意していただきたいのが電話を取った方が必ずバイト/パートの募集や面接について詳しい人だとは限らないということです。
そしてまずは自分の名前(名字のみ)を伝えましょう。
お店の方は
「はい、お電話ありがとうございます。◯◯店の●●です」
(◯◯はお店の名前、●●は電話に出られた方の名前)
と、電話を取られますので
「お忙しいところすみません。私●●と申します。××でアルバイトの募集を拝見してお電話いたしました。担当者の方はいらっしゃいますか。」
(●●は自分の名前、××はポスターやサイト・アプリなど)
というように、自分の名前と要件、担当者がいるかを伝えましょう。
ここでお店の方の次の電話の受け応えのパターンは「担当者がいた時」と「担当者が不在だった時」の2つに分かれます。
担当者がいた時の場合
担当者が勤務中だった際は担当者の方に電話が変わり、応募した旨について聞かれたり、面接を行う上での伝達事項がある考えられます。
- 勤務の希望の時間帯(シフト)
複数のシフトで募集が行われていた場合、その募集項目の中で希望の勤務時間を聞かれます。例えば17:00-22:00が希望など - 週何日の勤務を希望しているのか
何曜日がいいか決まっているかも聞かれます - 面接の希望日時
担当者の希望日時を伝えられてそれに合わせられるか、合わせられないかという内容にもなります - 持ち物について
面接当日に何か必要なものはあるか。履歴書など。
など、何点か質問があるかもしれません。応募の電話をした際の所要時間は約5分ほどです。
POINT
電話の際は、持ち物については履歴書以外の場合はほとんどないと考えられますが、面接の日時など意外と電話で話している間に忘れてしまうことがあるかもしれないのでメモを準備しておきましょう。
コンビニのバイト/パート時のおすすめの履歴書の書き方をご紹介しています。ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
担当者が不在だった時の場合
電話で応募した際にバイト/パートの募集、面接担当者が不在だった場合は
- 担当者が次回出勤時に折り返すか
- そのまま不在ということだけ伝えられるか
になるかと考えられます。おそらく後者の担当者が不在ということだけ伝えられるということは少ないとお考えられますが、もしその場合は
「かしこまりました。また日を改めます。いつ頃お電話すればご都合よろしいでしょうか」
と、質問しましょう。アルバイト募集、面接の担当者の次回出勤予定などの直近のスケジュールと都合の良い時間を聞くことができます。
担当者の次回出勤時に折り返すという場合は自身の電話番号と都合の良い時間帯を伝えましょう。(例えば◯時〜◯時は学校で電話が取りづらいなど)
電話でもその人の姿勢が伝わってきます。
なるべく周りが静かなところで電話ができるとさらに良いと言えるでしょう。
応募の電話をするのに避けるべき時間帯
いきなりですが、ここでこの記事を読んでいるあなたに質問をします。
コンビニによく行く時間帯はありますか?
コンビニに行く理由ってそもそもなんですか?
例えば…
学校の近くにあって朝、授業が始まる前に朝ごはんを買いにやお昼ご飯を買いにというような理由で朝やお昼にご飯を買うことが理由でコンビニをよく利用しているとしましょう。
この理由って全国的にあるんです。
だいたい一般的に朝ご飯って7時〜8時、お昼ご飯って12時〜13時くらいから食べ始めますよね。
なので、お弁当やパスタなど食品を売っているコンビニは朝やお昼に”ピーク”が来ます。
このピークの時間帯にアルバイトの応募の電話をするのは避けましょう。
応募の電話をするのにおすすめの時間帯
なので、ピークを避けた比較的お店の方が電話を取りやすいであろう時間帯をご紹介いたします。
比較的どこのお店も電話が取りやすいと考えられる時間はその店舗の地域や立地にもよりますが
午前9時〜11時
午後14時〜16時
と考えられます。バイト/パートの応募の電話をする際は上記の時間におかけになることをおすすめいたします。
サイトやアプリから応募する
バイトやパートの応募と言ったら電話しかないでしょ。と感じる方もいるかもしれませんが、少し昔と比べてコンビニもサイトやアプリからアルバイトの応募ができるようになってきています。
バイト/パートの応募で有名なタウンワークやインディードなどサイトやアプリを使って応募することもできますしセブンイレブンやファミリーマート、ローソンの公式サイトからバイト/パートの応募をすることをできます。
このサイトやアプリからの応募も非常に簡単になっていて、電話ではなくメールやそのサイトやアプリ内のメッセージで募集/面接担当者の方とやりとりをするので先ほど上記で触れたような電話をかけづらい時間などを気にせず応募することができます。
例えば
- 電話ができない、しづらい電車の中にいる
- 単純に電話代を節約するしている
- 電話が苦手
という方でも、応募することができるのでありがたいサービスですよね。
※電話が苦手という方はコンビニで実際に働くとお客様からの電話を取って応対することもあるのでバイトをし始めたら慣れていきましょう。
ここでセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの公式サイトからの応募方法を簡単にご紹介いたします。
セブンイレブンのサイトからバイト/パートの応募を行う
セブンイレブンの公式サイトからアルバイト情報のページに行くと、募集店舗を確認できるようになっています。
- 地域
- メリット
- フリーワード
- 曜日
と4つの項目から自分の条件に合ったアルバイトを募集している店舗を探すことができます。
勤務地で探すという地域から探す場合のセブンイレブン公式サイトの画面
試しに関東の東京の条件で募集店舗を探すと東京でアルバイト募集の行われているセブンイレブンが絞り込まれて出てきました。
ここで感心させられたのが電話は受付時間が明確に記載されていて、WEBだけでなくLINEからの応募も可能という点です。
この地域で探した場合”東京”とだけ検索条件を指定した際、この日で2,344件の求人情報が表示されました。(2019/12/18調べ)
さすがは全国に約20,000店を構えるセブンイレブンとここも感心させられましたが、都道府県の他にも市区町村で絞り込むこともできるので、表示件数を少なくすることができます。
POINT
さらに先ほどあげた検索条件の地域・メリット・フリーワード・曜日をすべて合わせた条件で検索することもできるので本当に自分に合ったセブンイレブンのアルバイトの募集情報を見つけることができそうです。
セブンイレブンのアルバイト募集情報が気になる方はこちらをご覧ください。(セブンイレブン公式サイトのトップページではなく、アルバイト情報ページに直接遷移できます。)
ファミリーマートのサイトからバイト/パートの応募を行う
ファミリーマートも公式サイトからアルバイト募集のページへ行くことができるようになっていて、そのページもとても見やすいものになっていました。
ファミマのアルバイト募集ページの画像
ファミマも募集店舗の検索が
- 都道府県からの地域で検索
- フリーワード検索
- ベストマッチのファミマを探す
という3つからできるようになっています。
この3つの中で注目したいのが「ベストマッチのファミマを探す」という検索です。
- 時間・曜日応相談
- オープニングスタッフ
- 高校生歓迎
- 外国人活躍
などの項目にチェックを入れることができ、自分の希望事項にすべてチェックを入れてその条件に合った募集店舗を探すことができます。いわばタグを複数選択して商品を選ぶような感じです。
そのチェック項目の数はなんと28項目あり、少し細かいかなという自分の希望を検索に盛り込むことができます。この条件にチェックを入れて検索すると全国の指定した条件に合ったアルバイト募集店舗が表示され、件数が多いため、
というように勤務を希望している都道府県の選択して地域を絞り込むことも可能です。
「ベストマッチのファミマを探す」にて
“東京都” “時間・曜日応相談” “短時間勤務OK” “未経験者歓迎” “平日勤務歓迎”
の条件で検索して出てきたアルバイト募集店舗。この条件で879件の募集店舗が表示されました。(2019/12/19調べ)
POINT
ご紹介した”条件+都道府県”の検索だと市区町村の指定ができるのですが、少しわかりづらいようにも感じたので、フリーワードでお仕事をしたい店舗の最寄り駅や地域を指定して検索すると表示件数も絞り込めて早くお探しの店舗が見つかります。
ファミリーマートのアルバイト募集情報が気になる方はこちらをご覧ください。(ファミリーマート公式サイトのトップページではなく、アルバイト情報ページに直接遷移できます。)
ローソンのサイトからバイト/パートの応募を行う
ローソンの公式サイトから採用情報に遷移したページの画像
ローソンもセブンイレブン、ファミリーマートと同様に
都道府県の地域からの検索と自分の希望する条件を合わせてアルバイト募集店舗を検索することができます。
ローソンの自分に合った条件を指定する際の条件が少し変わっていて「働き方」という枠の中から
- 調理専門クルー
- 宅配クルー
- 清掃クルー
などのように、その専門的な働き方の選択ができるようになっています。
これまで10年ほどコンビニで勤務をしていた筆者からすると、「調理専門」なんてコンビニではありえない。と考えてしまうの実際に”調理専門”にチェックを入れてアルバイトの募集店舗を検索すると全国で236店舗が表示されました。
どうせ、レジ応対や清掃もするに決まっているでしょと募集店舗の掲載されている仕事内容を見てみると
ほ、ほんとに「調理専門」!!ローソンは店舗の中でおにぎりやお弁当の調理、製造を行うスタイルのコンビニにも力を入れているようで、どうやらこの調理専門は本当のようです。
POINT
都道府県で地域を選択した後に「働き方」などの条件を合わせて指定することもできました。また、ご紹介した調理専門クルーなど専門的な募集は件数は比較的少なめでしたが希望であれば検索してみる価値ありです。
ローソンのアルバイト募集情報が気になる方はこちらをご覧ください。(ローソン公式サイトのトップページではなく、アルバイト情報ページに直接遷移できます。)
単発バイトアプリ紹介
コンビニにはスマホアプリから単発バイトをおこなえる店舗も存在します。実際にアプリを使い、コンビニの単発バイト案件を調査してみましたので、ぜひご覧ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。コンビニでバイト/パートを行う際の応募方法についてご紹介してまいりました。
電話以外にもサイトやアプリでの応募も充実していて非常に応募がしやすくなっているなと感じました。
今回応募方法についてご紹介いたしましたが、大切なことは募集がされていることです。
やはり募集されていない店舗に応募をしても面接に受からなかったり、落ちたりと、やはり応募したからには採用されないと意味がないという部分もありますので、アルバイトを検討している店舗の募集ポスターやサイトやアプリで募集がされているか。
また。希望の時間帯で募集されているか。ということを確認した上で応募してみてください。
コンビニバイトと調べると「大変」や「きつい」などの感想や口コミも見受けられますが、楽しいことや、やりがいもあります。
ぜひ、コンビニでのバイト/パートをご検討の方は前向きに考えてみていいと私は思います。