郵便局に行けば確実にハガキを買うことができますが、窓口の営業時間の問題や平日の営業のみだったり、さらには郵便局自体が家から遠かったりと、様々な悩める点があるかと思います。
ご安心ください、急にハガキが必要になってもコンビニに郵便はがきは売っています。
この記事では、コンビニで売っている切手のいらないハガキの購入について、取扱店の見分け方や買い方・値段やキャッシュレスを使って購入できるのかなどご紹介いたします。
ハガキが買える/取り扱いのあるコンビニ一覧
それでは早速なのですが、コンビニと言ってもたくさんあります。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン・・・そんなたくさんあるコンビニの中で、はがきや切手が買えるコンビニは以下になります。(地域限定のコンビニなどは省略しています)
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- ポプラ
- セイコーマート
まだまだ私の知らないコンビニ店がたくさんあるとは思うのですが、この7つのチェーンに関しては各社公式サイトにて切手とはがきの取り扱いをおこなっている店舗があるということが確認できました。(2021年7月コンビニ各社サイト調べ)
※現在サークルKサンクスはファミリーマートとスリーエフはローソンと合併しています。
コンビニ全店でハガキが売っているわけではない
ここで注意していただきたいのが、上記でご紹介した7つのコンビニに行けば必ずハガキが買えるのかと言うとそうではありません。
ではコンビニエンスストア店舗に入って店員さんに「ハガキはありますか?」と聞く以外に何かハガキが売っている、売っていないの見分け方はあるのでしょうか。
実はこれにも簡単な見分け方もありますので参考にしていただければと思います。
ハガキの売っているコンビニの見分け方
ここでハガキの売っている売っていないコンビニエンスストアの見分け方なのですが、お店に入る前に入口付近のガラスを見てみてください。
普段あまり入り口で立ち止まってガラスの掲載物を見るということはなかなかないとは思いますが、実はそこに切手の取り扱いに関する情報が掲載されています。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンでのハガキの取り扱いの有無を見分けるガラスに掲載されているチェックポイントをご紹介いたします。
入り口付近のガラスにはがきに関する情報が掲載してあっても必ずハガキの販売を行っているというものではないのでご注意ください。
単純に売り切れているということもあるのであくまで見分けるご参考ということでご活用ください。
はがきの取り扱いがあるセブンイレブンの見分け方
これはセブンイレブンのある店舗さんの入り口付近の写真なのですが、このように郵便のマークが掲載されていてハガキや切手の取り扱いがある目印になっています。
実際にこちらの写真を撮影させていただいたセブンイレブン店さんはハガキの取り扱がありました。
はがきの取り扱いがあるファミリーマートの見分け方
こちらのファミリーマートさんの写真は少しわかりづらいのですが「はがき」の文字があるためハガキの販売を行っていると見分けることができます。
この写真の「喪中はがき印刷承り中」はハガキのレジでの購入とは違い、レジにてカタログから申し込みをして後日引き取りというかたちになるのですが、こういった掲示物からもハガキの取り扱いの有無の見分けに役立てることができます。
はがきの取り扱いがあるローソンの見分け方
セブンイレブンでご紹介したようにローソンの店頭のガラス掲示物の中にも郵便のマークがあります。
ちなみにですがローソンとミニストップはほぼ全店でハガキや切手を取り扱っています。
コンビニで買える郵便はがきの種類
ハガキにも普通の「官製はがき」からはじまり「往復はがき」、弔事用さらには用紙が「インクジェット」のものがあったりと実はいろんな種類があります。
ではコンビニにハガキの取り扱いがあるといって果たしてすべてのハガキの種類を置いているのでしょうか。
普通紙の郵便はがき以外のはがきは取り扱いが少ない
答えはすべてのハガキの種類の取り扱いはありません。おそらくですがハガキの取り扱いがあるコンビニのほとんどが普通紙の「官製はがき」のみの取り扱いだと思ってください。
実際に筆者が勤務していたコンビニ一時期往復はがきを置いていましたが、あまりに売れず取り扱いを止めて63円の普通紙官製はがきのみを取り扱っていました。
「官製はがき」とは以前は政府が発行していたため、そう呼ばれていたのが現在は郵便はがき(郵政民営化したため)とも呼ばれるそうです。
コンビニでハガキを買う際の呼称は「官製はがき」でも「郵便はがき」でも「はがき」でもどちらも切手のいらない郵便はがきという意味で通じます。
インクジェット紙や往復はがきの取り扱いも少ない
インクジェット紙や往復はがきが必要な際は、レジにいる店員さんに聞いてみましょう。
実際にコンビニで往復はがきを売っているか調査した結果を以下の記事にてご確認いただけます。ぜひ参考にしてください。
普通紙とインクジェット紙の違い
さらにプチ情報で普通紙のハガキとインクジェット紙のハガキの違いは何かというとざっくり「紙質」が違います。
普通紙はボールペンなどで書くことを想定して作られていてインクジェット紙に比べると少し紙の表面がザラザラしています。
反対にインクジェット紙はプリンターで印刷する際に用いることを想定されて作られているので紙の表面がツルツルしています。ただその違いだけで、ハガキの値段も一緒です。
寒中見舞いや暑中見舞いのハガキの取り扱いの可能性も低い
また、季節によって「寒中見舞い」や「暑中見舞い」のハガキの販売を行っているコンビニも少ないと考えられます。
あくまでコンビニで購入できるはがきは「官製はがき」くらいだろうとお考え下さい。
以下の記事では寒中見舞いと暑中見舞いの販売をおこなっているコンビニについてまとめています。ぜひご覧ください。
年賀はがき(年賀状)の販売は行っている
ハガキの用途は人それぞれになりますが、一年でだれもがハガキが必要になる時期が来ます。それが12月から次の年にかけての「年賀状」です。
これだけスマートフォンなどのアプリやSNSが発達してくると普段ハガキを使って送っていたようなものがメールやSNSで済まされるようになりましたが、なんだかんだ年賀状って誰しもに関係してきますよね。
コンビニでは店頭で無地のインクジェット紙の年賀はがきや印刷済みの年賀はがきを販売していて、年賀状の印刷承りもおこなっています。
コンビニで販売されている年賀状について詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
コンビニでの郵便はがきの値段
上記でも触れましたが、コンビニでハガキを買うとき値段は、販売手数料など郵便局で買う値段になにか割り増しされるということは今のところありません。
なので普通紙・インクジェット紙の郵便はがきは現在一枚63円。往復はがきは一枚126円にて販売しております。
コンビニでのハガキの買い方
郵便局と同様の値段でハガキが買えるのですがもしや「何枚から」といった枚数制限があるんではないかと考える方もいるかもしれませんが、そこもご安心ください。
郵便はがきも1枚からお気軽にコンビニでご購入することができます。在庫にもよりますが郵便はがきを100枚などまとめて買うこともできます。
クレジットカードでのはがきの購入について
買い方は上述したように店員さんにハガキを〇〇枚くださいと申し出ます。しかしこの時お会計でクレジットカードを利用してはがきを購入することはできません。
そのため、例えばはがきの購入時にレジに他の商品を持って行ってもクレジットカードでお会計をする場合、お会計を分ける、つまりお会計を2回することになります。
ハガキはクレジットカードで購入売ることができないため、はがきは現金で他の商品(例えば牛乳と食パンなど)はクレジットカードでといったようにお会計を分ける必要があります。
ハガキ購入時に使える電子マネー/キャッシュレスがある
セブンイレブン・ファミリーマート・ミニストップでは、はがきを購入する際に利用できる電子マネーがあります。
その電子マネーで支払いをすることで場合によっては、はがきの購入でも電子マネーやキャッシュレスの還元を受けることができます。
セブンイレブンでnanacoでハガキを買う場合
セブンイレブンでハガキを購入する際にこのnanacoを使って支払いをすることができます。
他にも雑誌や食品などのハガキ以外の商品を切手と一緒にお会計していた場合nanacoであれば、会計をまとめて一回で支払いも済ますことができます。
nanacoは通常200円で1ポイントのポイント還元がありますが、ハガキの購入の金額分はポイント還元の対象外です。そのためハガキの購入をnanacoでしてもポイントは貯まりません。(nanaco公式サイト調べ)
ファミマでファミペイでハガキを買う場合
ファミリーマートではファミペイというアプリでハガキの支払いをすることができます。
ファミペイはPayPayなど同様のバーコード支払い型の決済サービスで200円で1ポイント「ファミペイボーナス」が付与されます。
このファミペイはなんとハガキの購入でも200円で1ポイントのファミペイボーナスが付与されます。本来ハガキというのは金券のような扱いになりますが、その購入でポイント還元が受けられるのは大変ありがたいですね。
ファミペイについての詳しい情報はこちらをご覧ください。
ミニストップでWAONでハガキを買う場合
ミニストップでは電子マネーWAONを使って切手を買うことができます。
他の食品や日用品同様に切手も含めてまとめてお会計、お支払いをすることができます。ただ残念なことにWAONは通常200円で1ポイント還元がありますが切手に関しては対象外となります。
詳しい情報はミストップ公式サイトをご覧ください。
コンビニではがきを買う方におすすめの商品
その他コンビニのはがきに関する情報
ここまでコンビニで取り扱っている切手のいらない郵便はがきの種類や値段、買い方についてご紹介いたしました。
最後に知ってて得する、その他のコンビニのはがきに関する情報を4つご紹介いたします。
①ローソン・ミニストップではハガキが出せる
コンビニでハガキを買ってその書いたハガキををポストに投函したいけどポストがそのコンビニから遠いなんてことはありませんか?
そんなときはローソンかミニストップでハガキを買いましょう。
ご存じの方も多いかもしれませんが、ローソンとミニストップには店内に郵便ポストが設置されています。
ポストには郵便局の集荷時間も記載されていて安心です。
ローソンかミニストップであればハガキの投函も可能なので、何か買い物のついでにハガキを出すこともできます。
ポストが設置されているコンビニを検索することも可能です。以下の記事にてポストが設置されているコンビニを探してみてください。
②時間がうれしい何時でもハガキが買える24時間営業
ふたつ目はコンビニの営業時間があげられます。
近年コンビニの24時間営業の問題はニュースなどで取り沙汰されていますが、24時間営業のコンビニ店舗であればハガキも24時間販売してくれています。
どうしても出社前にあさイチでポストに投函しなくてはいけないハガキがあった際でもコンビニでポストに投函することができます。
③コンビニには切手や収入印紙も売っている
コンビニにはハガキ以外にも切手や収入印紙の取り扱いもあります。
基本的に売り切れていなければ、ハガキの取り扱いがあるコンビニエンスストアであれば切手も収入印紙も扱っています。
切手に関しては63円・84円切手の取り扱い店舗が多く、収入印紙に関しては200円のみの取り扱いが多いです。
ハガキや切手が買えてしかも発送も可能ということでお近くにそういったコンビニがあるだけで郵便局に行く手間がかなり省けそうですね♪
切手と収入印紙については以下の記事に情報をまとめております。ぜひご覧ください。
④はがきを印刷することができる
コンビニで販売されている郵便はがきは無地のものが多いですが、季節や用途にあったプリントを施したいと感じることもあると思います。
そんな時、コンビニのセブンイレブンとローソンでは店内に設置されているマルチコピー機を利用してお好みのデザインをはがきに印刷することができます。
コンビニでのハガキの印刷方法は以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。